Sun N1 System Manager 1.3 オペレーティングシステムプロビジョニングガイド

ProcedureOS プロファイルを変更する

ここでは、OS プロファイルに設定されているスクリプトやパーティション、アップデート、ディストリビューショングループを変更する手順を説明します。


注 –

現在配備中の OS プロファイルは変更できません。


  1. N1 System Manager にログインします。

    詳細は、『Sun N1 System Manager 1.3 検出および管理マニュアル』「N1 System Manager のコマンド行にアクセスする」を参照してください。

  2. 次のいずれかの行うことによって OS プロファイルを変更します。

  3. 新しい OS プロファイルの詳細を表示します。


    N1-ok> show osprofile osprofile-name
    

    変更した OS プロファイル情報が表示されます。


例 2–9 コマンド行での Solaris 10 OS プロファイルの変更

この例は、solaris_ver10 OS というプロファイルを変更することによって、フラッシュアーカイブおよびインストール後処理スクリプトを使用する方法を示しています。

この例では、管理サーバー ディレクトリの /scripts という名前のディレクトリに次のスクリプトが作成されていることが前提になっています。

このスクリプト例の名前は add_host.sh で、このスクリプトは管理対象サーバーの /etc/hosts ファイルにホストを追加します。


echo "129.10.12.101 myhost" >>/a/etc/hosts

インストール後処理時の、プロビジョニング対象サーバーのルートファイルシステムが /a であることに注意してください。

また、この例では、archive1.flar という名前のフラッシュアーカイブファイルを作成し、「管理サーバーにフラッシュアーカイブをコピーする」の手順が完了していると仮定します。

次の例は、OS プロファイルにスクリプトを追加する方法を示しています。


N1-ok> add osprofile solaris_ver10 script 
/scripts/add_host.sh type post

次の例は、フラッシュアーカイブを使用するよう OS プロファイルを設定する方法を示しています。


N1-ok> set osprofile solaris_ver10 flar /jumpstart/Flash/archive1.flar

参照

変更した OS プロファイルのロード方法については、「サーバーまたはサーバーグループに OS プロファイルをロードする」を参照してください。