Sun N1 System Manager 1.3 オペレーティングシステムプロビジョニングガイド

デフォルト OS プロファイル

OS ディストリビューションをコピーすると、その OS ディストリビューション用のデフォルトの OS プロファイルが自動的に作成されます。デフォルトプロファイルは、標準の Sun Fire V20z サーバー用に作成され、主に例として提供されます。デフォルト OS プロファイルの設定は、次の表のとおりです。

表 2–1 デフォルト OS プロファイルのパラメータ設定

パラメータ 

Solaris OS 

Red Hat OS 

SUSE OS 

root パスワード 

admin

admin

admin

言語 

U.S. English 

U.S. English 

U.S. English 

時間帯 

グリニッジ標準時 (GMT) 

グリニッジ標準時 (GMT) 

グリニッジ標準時 (GMT) 

パーティション 

  • c1t1d0s0 スライス上にルートマウントポイントとして、ファイルシステムサイズがフリーの ufs

  • c1t1d0s1 スライス上に swap マウントポイントとして 2048M バイトの swap

  • sda 上にルートマウントポイントとして、ファイルシステムサイズがフリーの ext3

  • sda スライス上に swap マウントポイントとして 2048M バイトの swap

  • /dev/sda スライス上にルートマウントポイントとして、ファイルシステムサイズがフリーの ext3

  • /dev/sda スライス上に swap マウントポイントとして 2048M バイトの swap

ディストリビューショングループ 

Entire Distribution plus OEM support

Everything

Default Installation

ネットワークインタフェース 

プロビジョニングインタフェース構成済み 

データインタフェース未構成 

プロビジョニングインタフェース構成済み 

データインタフェース未構成 

プロビジョニングインタフェース構成済み 

データインタフェース未構成 

デフォルト OS プロファイルの最適な変更方法

Sun Fire V20z サーバー以外のサーバーをプロビジョニングするには、デフォルトのプロファイルを変更するか、新しい OS プロファイルを作成するか、あるいは既存の OS プロファイルのクローンを作成してパラメータの設定をカスタマイズする必要があります。ハードウェア要件やプロビジョニング要件が各サーバーによって異なる場合、OS プロファイルをカスタマイズして作成する必要があります。

ブラウザインタフェースでは、OS プロファイルの新規作成用ウィザードが使用できるため、操作が比較的簡単です。手順については、「OS プロファイルを作成する」を参照してください。

デフォルト OS プロファイルの変更に適した方法としては、次のようなものがあります。