ほとんどの管理対象サーバーは、ロード処理の最後の手順として、デフォルトのネットワーク起動インタフェースから自動的に起動します。ただし、OS または手動の検出プロセスで検出された管理対象サーバーは手動で起動する必要があります。N1 System Manager は、これらのシステムをネットワークから自動的に起動できません。
ここでは、サーバーがロード処理後にデフォルトのネットワーク起動インタフェースから起動しないようにするために必要な手順を示します。この手順に従うと、ロード処理の完了時に管理対象サーバーを手動で起動する必要があります。
管理サーバーで N1 System Manager のコマンド行にアクセスします。
詳細は、『Sun N1 System Manager 1.3 検出および管理マニュアル』の「N1 System Manager のコマンド行にアクセスする」を参照してください。
指定された OS プロファイルを管理対象サーバーにインストールし、そのサーバーが自動的に起動しないようにするには、manualnetboot オプションを true に設定します。
1 つの管理対象サーバーの場合は、load server コマンドの次の形式で manualnetboot オプションを指定します。
N1-ok> load server server-name osprofile osprofile-name ip ip-address networktype static manualnetboot="true" |
管理対象サーバーのグループの場合は、load group コマンドの次の形式を使用します。
N1-ok> load group group-name osprofile osprofile-name ip ip-addresss networktype static manualnetboot="true" |
ブラウザインタフェースから OS プロファイルをロードする場合は、ウィザードで「手動ネットブートを有効化」オプションを選択します。