Sun N1 System Manager 1.3 Grid Engine プロビジョニングおよび監視マニュアル

N1GE の設定の管理

N1GE の設定は、特定のアプリケーションプロファイルの属性を反映するグローバル値です。アプリケーションプロファイルは複数作成できますが、グリッドで一度にアクティブにできるのは 1 つだけです。設定は、create applicationprofile コマンドの属性セクションにあります。特定のプロファイルの設定を表示するには、次のコマンドを使用します。


show applicationprofile applicationprofile type GridEngine

ここで applicationprofile は設定を表示するプロファイルの名前です。

show applicationprofile コマンドで出力されるアプリケーションプロファイルの典型的な例を次に示します。


Name:             p1
Application Name:
Type:             GridEngine
Active:           false
adminhomedir:     /gridware/sge
adminuid:         218
adminusername:    sgeadmin
execdport:        837
instversion:
lnxnfsmtopts:     defaults
loadcritical:     3
loadwarning:      1
masterhost:
masterport:       836
masterready:
maxpendtime:      24
memcritical:      10
memwarning:       100
nfsmountpoint:    /gridware/sge/default/common
nfsservername:
proxyhost:
proxyisadmin:
sgecell:          default
sgeroot:          /gridware/sge
solnfsmtopts:

アプリケーションプロファイルの設定の変更

アクティブなアプリケーションプロファイルは、マスターホストのインストール時に使用したプロファイルです。アプリケーションプロファイルがアクティブ状態のときに一部のグローバル設定を変更できます。変更すると、グリッド全体に適用されます。ただし、特定のサーバーの設定を変更することはできません。アクティブではないプロファイルについては、任意の設定を変更できます。

マスターホストを N1SM で管理しているときは、アクティブなプロファイルの次の設定だけを変更できます。

マスターホストが外部ホストのとき (プロキシホストを使用している場合) は、アクティブなプロファイルの次の設定だけを変更できます。

Procedureアプリケーションプロファイルの設定を変更する

  1. N1SM の CLI にアクセスします (「N1SM の CLI のアクセス」を参照)。

  2. 変更するプロファイルが現在アクティブ状態の場合は、プロファイルをアンロードします (「管理対象サーバーから N1GE をアンロードする」を参照)。

  3. プロファイルを編集して変更します。

  4. プロファイルを再ロードします (「管理対象サーバーに N1GE をロードする」を参照)。