ホストの問題は、「ホストのアラート」ページで確認できます。このページは、「概要」ページの「アラート」表から表示できます。
次のホストアラートパラメータが指定したしきい値を超えるとアラートが生成され、「概要」の「アラート」表に表示されます。
CPU ごとの負荷 – ホストの CPU の使用効率を示します。このパラメータは任意の正の 10 進数ですが、通常はゼロから 2 または 3 の間です。この値は 1 に近い数字であるべきです。1 より小さい値はホストが活用されていないことを示し、1 より大きい値はホストが過度に使用されていることを示します。理想の値は、実行されている作業負荷によって異なります。作業負荷の意味を本当に理解できるのはローカルの管理者だけです。
使用メモリー容量– メモリーの合計容量に対する、ジョブの実行に現在使用されているメモリーの割合 (%) です。メモリーの使用容量が合計容量に近すぎる場合、ホストは危険な状態である可能性があります。ただし、サーバーに合わせて作業負荷を調整すれば、メモリーの使用容量がメモリーの合計容量に近くてもかまいません。これは実際に調整可能です。この 2 つのパラメータの差が特定の値になるとアラームが発生するように設定できます。したがって、たとえば、差が 100M バイト未満になると警告が発生するようにしたり、25M バイト未満になると警告が発生するようにしたりできます。
総メモリー容量– このホストのメモリーの合計容量です。
スワップ使用量 – このホストで残っている空きスワップ空間 (M バイト単位) です。優れたアーキテクチャーのグリッドでは、空きスワップ空間が初期値から大幅に下がることはありません。グリッドのアーキテクチャーによっては、この値の一時的な減少は許容できます。この値がゼロに近くなった場合は、ホストは完全に機能しなくなる可能性があります。
日付/時刻 – アラート生成時点のタイムスタンプです。