この節では、製品の旧リリース時点での N1 System Manager のマニュアルの変更と訂正、およびこのリリースでの変更と訂正について説明します。
N1 Grid Engine の計算ホストに指定されている管理対象サーバーに Solaris 10 OS を配備したあと、N1 Grid Engine のマスターサーバーで Red Hat Linux version 4 のサポートされているディストリビューションが実行されている場合は、次の手順に従います。
この回避策は、管理サーバーでどのオペレーティングシステムが実行されている場合にも必要です。
『Sun N1 System Manager 1.3 オペレーティングシステムプロビジョニングガイド』の第 2 章「UNIX オペレーティングシステムのプロビジョニング」および『Sun N1 System Manager 1.3 Grid Engine 監視についてのヘルプ』の第 1 章「N1 Grid Engine 向け N1SM オンラインヘルプ」に示す標準のプロビジョニング手順に従います。
Solaris 10 OS をプロビジョニングした、計算ホストに指定されているサーバーで、/etc/default/nfs ファイルを次のように編集します。
NFS_CLIENT_VERSMAX を 4 ではなく 2 に設定します。
NFS_CLIENT_VERSMAX=2 |
次のコマンドを使用して NFS を再起動します。
# svcadm restart svc:/network/nfs/client:default |