アプリケーションを高可用化するには、そのアプリケーションをアプリケーションリソースグループ内でリソースとして管理する必要があります。アプリケーションリソースグループは、フェイルオーバーアプリケーションまたはスケーラブルアプリケーション用に構成できます。また、アプリケーションリソースとアプリケーションリソースグループは、主クラスタと二次クラスタの両方で構成する必要があります。アプリケーションリソースがアクセスするデータは、必ずその複製を二次クラスタ上に置いてください。
アプリケーションリソースがアクセスするデータボリュームの複製は、アプリケーションと同じ保護グループ内に配置する必要があります。
データ複製をサポートすることで、アプリケーションリソースグループの構成方法が制限される場合があります。これらの要件と制限は、ユーザーが選択するデータ複製の種類によって異なります。これらの要件については、『Sun Cluster Geographic Edition のシステム管理』を参照してください。