次の条件が満たされているか確認します。
パートナーシップを作成するクラスタが稼動中である。
そのクラスタとパートナークラスタ上で、geoadm start コマンドが実行されている。geoadm start コマンドについては、第 4 章「Sun Cluster Geographic Edition ソフトウェアの有効化と構成」を参照してください。
パートナークラスタのクラスタ名がわかっている。
ローカルホストファイルにパートナークラスタのホスト情報が定義されている。ローカルクラスタから名前によってパートナークラスタに到達する方法がわかっている必要があります。
クラスタノードの 1 つにログインします。
この手順を行うには、Geo Management RBAC 権利プロファイルがユーザーに割り当てられている必要があります。RBAC の詳細は、『Sun Cluster Geographic Edition のシステム管理』の「Sun Cluster Geographic Edition ソフトウェアと RBAC」を参照してください。
公開鍵をリモートクラスタからローカルクラスタにインポートします。
このコマンドをローカルクラスタの 1 つのノードで実行し、鍵をリモートクラスタからローカルクラスタの 1 つのノードにインポートします。
# geops add-trust -c remotepartnerclustername |
パートナーシップの形成に使用するクラスタの論理ホスト名を指定します。この論理ホスト名は Sun Cluster Geographic Edition ソフトウェアによって使用され、リモートパートナークラスタ名にマップされます。たとえば、リモートパートナークラスタ名は次のようになります。
cluster-paris
このオプションと add-trust または remote-trust サブコマンドを使用すると、リモートクラスタ上の公開鍵が格納される別名が指定されます。リモートクラスタ上の証明書の別名は、次のパターンにします。
remotepartnercluster.certificate[0-9]*
リモートクラスタに属する鍵の別名は、このパターンに一致するようにしてください。
geops コマンドについては、geops(1M) のマニュアルページを参照してください。
以上の手順を、リモートパートナークラスタのノードで繰り返します。
各クラスタの 1 つのノードから信頼を確認します。
# geops verify-trust -c remotepartnerclustername |
パートナーシップを構成して参加する方法の例については、『Sun Cluster Geographic Edition のシステム管理』の「既存のパートナーシップへの参加」を参照してください。