この節では、ハートビートプラグインプロパティーを変更する手順について説明します。プラグインプロパティーを変更すると、その変更はただちに反映されます。
クラスタノードの 1 つにログインします。
この手順を行うには、Geo Management RBAC 権利プロファイルがユーザーに割り当てられている必要があります。RBAC の詳細は、「Sun Cluster Geographic Edition ソフトウェアと RBAC」を参照してください。
ハートビートプラグインのプロパティーを変更します。
# geohb modify-plugin -p propertysetting \ [-p...] pluginname heartbeatname |
ハートビートの識別子を指定します。
ハートビートプラグインの名前を指定します。
name=statement ペアによって値が割り当てられるハートビートプラグインプロパティーを指定します。複数の文を使用することで、複数のプロパティーを一度に設定できます。
設定できるプロパティーについての詳細は、付録 A 「Sun Cluster Geographic Edition の標準プロパティー」を参照してください。
デフォルトプラグインのプロパティーの中には編集できないものがあります。
Sun Cluster Geographic Edition ソフトウェアでサポートされる名前と値については、付録 B 「Sun Cluster Geographic Edition エンティティーに使用できる名前と値」を参照してください。
geohb コマンドについては、geohb(1M) のマニュアルページを参照してください。
この例では、TCP だけを使用するようにデフォルトの TCP/UDP プラグイン tcp_udp_plugin の設定を変更する方法を示します。
# geohb modify-plugin -p Plugin_properties=paris-cluster/TCP/2084 \ tcp_udp_plugin hb_cluster-paris~cluster-newyork |