この節では、Sun Cluster Geographic Edition ソフトウェアの起動および再起動に関して直面する可能性のある問題のトラブルシューティングについて説明します。
クラスタのリブート後、保護グループの構成がエラー状態になることがあります。この問題は、リブート後に保護グループが初期化されるときに、クラスタのノードの 1 つで共通エージェントコンテナプロセスを使用できないことが原因で起こる可能性があります。
構成エラーを修正するには、エラー状態にある保護グループ上で geopg validate コマンドを使用します。
Sun Cluster ソフトウェアは、Sun Cluster ソフトウェアのインストール時にのみ、共通エージェントコンテナを有効にします。したがって、インストール後の任意の時点で共通エージェントコンテナを無効にした場合、共通エージェントコンテナは無効のままになります。
ノードのリブート後に共通エージェントコンテナを有効にするには、/opt/SUNWcacao/bin/cacaoadm enable コマンドを使用します。