Sun Cluster Geographic Edition Hitachi TrueCopy 向けデータ複製ガイド

データ複製サブシステムによって行われる検証

/etc/horcm.conf ファイルで dev_group として構成されている Hitachi TrueCopy デバイスグループを保護グループに追加するとき、データ複製層は次の検証を行います。

Hitachi TrueCopy デバイスグループプロパティー 

検証 

devicegroupname

指定された Hitachi TrueCopy デバイスグループが Nodelist プロパティーに指定されているすべてのクラスタノードで構成されているかどうかを検査します。

Fence_level

この Hitachi TrueCopy デバイスグループ用にペアがすでに確立されている場合、データ複製層は、指定された Fence_level がすでに確立されているフェンスレベルと一致するかどうかを検査します。

ペアがまだ確立されていない場合 (ペアが SMPL 状態のときなど) は、どの Fence_level でも受け入れられます。

Hitachi TrueCopy デバイスグループが保護グループに追加されるとき、このコマンドによって、Sun Cluster リソースが自動的に作成されます。このリソースはデータ複製を監視します。リソースの名前は、r-tc-protectiongroupname -devicegroupname です。このリソースは、対応する Sun Cluster リソースグループに置かれます。このリソースグループの名前は、rg-tc-protectiongroupname です。


注意 – 注意 –

これらの複製リソースを Sun Cluster コマンドで変更する場合は注意する必要があります。これらのリソースは内部実装専用です。