Sun Cluster Geographic Edition Hitachi TrueCopy 向けデータ複製ガイド

ProcedureHitachi TrueCopy データ複製デバイスグループを変更する方法

  1. クラスタノードの 1 つにログインします。

    この手順を行うには、Geo Management RBAC 権利プロファイルがユーザーに割り当てられている必要があります。RBAC の詳細は、『Sun Cluster Geographic Edition のシステム管理』「Sun Cluster Geographic Edition ソフトウェアと RBAC」を参照してください。

  2. デバイスグループを変更します。

    このコマンドは、ローカルクラスタ上の保護グループに存在するデバイスグループのプロパティーを変更します。このコマンドは次に、パートナークラスタに同じ名前の保護グループが含まれている場合、新しい構成をパートナークラスタに伝達します。


    # geopg modify-device-group -p property [-p...] \
    TCdevicegroupname protectiongroupname 
    
    -p property

    データ複製デバイスグループのプロパティーを指定します。

    設定できるプロパティーの詳細は、『Sun Cluster Geographic Edition のシステム管理』の付録 A「Sun Cluster Geographic Edition の標準プロパティー」を参照してください。

    TCdevicegroupname

    新しいデータ複製デバイスグループの名前を指定します。

    protectiongroupname

    新しいデータ複製デバイスグループを追加する保護グループの名前を指定します。


例 2–13 Hitachi TrueCopy データ複製デバイスグループのプロパティーの変更

この例では、Hitachi TrueCopy 保護グループの一部であるデータ複製デバイスグループのプロパティーを変更します。


# geopg modify-device-group -p fence_level=async tcdg tcpg