名前 | 形式 | 説明 | サブコマンド | オプション | オペランド | 詳細説明 | 終了状態 | 使用例 | 属性 | 参照
geopg コマンドを使用すると、保護グループの構成と維持を行うことができます。たとえば、次のような作業を行えます。
パートナーシップに参加するクラスタ間での保護グループの構成。この作業には、関連付けられたデータ複製パラメータの構成が含まれます。
リソースグループおよびデータ複製ディスクデバイスグループの追加または削除。
保護グループのプロパティーと関連付けられたデータ複製パラメータの追加、変更、および削除。
特定の保護グループまたはすべての定義済み保護グループの現在の構成の取得。
保護グループのアクティブ化。
保護グループのアクティブ化の解除。
保護グループのロールの切り替え。
保護グループの主ロールのテイクオーバー。
保護グループを作成する前には、保護グループをホストするクラスタがすでにパートナーシップ内に存在する必要があります。
geopg コマンドを実行して保護グループまたはデータ複製ディスクデバイスグループの作成、変更、または削除を行うには、コマンド実行者に、適切な、役割に基づくアクセス制御 (Role-Based Access Control、RBAC) 権利のプロファイルが割り当てられている必要があります。
ルートアクセス権を持っている場合は、あらゆる処理を行う権限があります。ルートアクセス権を持っていない場合は、次の RBAC 権が適用されます。
基本的な Solaris ユーザー。Sun Cluster Geographic Edition エンティティーについての情報は、geopg list、geohb list、geops list などのコマンドを実行して確認できます。
Geo 管理。「基本的な Solaris ユーザー」アクセス権を持つユーザーに認められているあらゆる読み取り処理が行えます。また、geohb create、geopg switchover、geoadm start、geoadm stop などの管理作業や構成作業も行うことができます。
詳細については、rbac(5) のマニュアルページと『Sun Cluster Geographic Edition のシステム管理』の「Sun Cluster Geographic Edition ソフトウェアと RBAC」を参照してください。
このコマンドの書式は次のとおりです。
geopg [subcommand] [options] [operands]
subcommand は、options に -?、-o、- V、または -v が指定されている場合にかぎり省略可能です。
このコマンドの各オプションには、長い形式と短い形式があります。この 2 つの形式については、このマニュアルページのオプションの節で説明します。
サポートされているサブコマンドは次のとおりです。
データ複製ディスクデバイスグループを保護グループの一部にすることができます。
アプリケーションリソースグループを保護グループの一部にすることができます。
保護グループがオンラインの状態でリソースグループを追加する場合は、リソースグループの状態が unmanaged または online である必要があります。unmanaged 状態のリソースグループを起動するには、geopg start コマンドを実行します。
保護グループがオフラインの状態でリソースグループを追加する場合は、リソースグループの状態が unmanaged である必要があります。リソースグループがオフラインの場合は、オフラインの保護グループに追加する前に、unmanaged 状態にします。
既存のパートナーシップ内に保護グループを作成します。
保護グループを作成する場合、管理モジュールはローカル構成を更新し、リモートクラスタに構成の変更を通知します。
保護グループを削除します。
パートナークラスタから構成を取得することにより、リモートパートナークラスタ上の既存の保護グループのローカル構成を作成します。保護グループの名前を指定しなかった場合、リモートクラスタ上のパートナーシップ用に構成されたすべての保護グループは、ローカルクラスタ上に作成されます。
定義済みの保護グループ
保護グループに組み込まれたリソースグループ
運用状態の情報
保護グループの名前を指定しなかった場合、list サブコマンドは、ローカルクラスタ上で構成されたすべての保護グループの情報を表示します。
データ複製ディスクデバイスグループのプロパティーを変更します。
保護グループからデータ複製ディスクデバイスグループを削除します。
データ複製デバイスグループを削除しても、データ複製は停止せず、またそのデータ複製デバイスグループのデータ複製状態は変更されません。
保護グループからリソースグループを削除します。
アプリケーションリソースグループを削除しても、アプリケーションリソースグループは unmanaged 状態に変更されません。
保護グループのプロパティーを変更します。
保護グループを起動します。保護グループを起動したとき、クラスタ上の保護グループのロールは、保護グループを作成したとき割り当てたロールになります。
start サブコマンドは scswitch -Z -g resourcegroups コマンドを実行して、リソースおよびリソースグループを保護グループの管理下に置きます。このコマンドの使用法については、scswitch(1M) のマニュアルページを参照してください。
保護グループが構成されたすべてのクラスタ上。
保護グループの主クラスタ上のみ。二次クラスタは非アクティブ状態のままになります。
主クラスタがアクティブ状態になったあとで、保護グループの二次クラスタ上のみ。
保護グループを開始すると、次のイベントを発生させることができます。
保護グループの構成の検証。
クラスタによる、ある操作が完了したかどうかの判別。
データ複製の起動。
保護されたアプリケーションの起動。
パートナーに到達可能である場合、パートナークラスタへの保護グループのアクティブ化の通知。
保護グループを停止します。保護グループは、次のレベルで停止することができます。
保護グループが構成されたすべてのクラスタ上。
保護グループの主クラスタ上のみ。二次クラスタはアクティブ状態のままになります。
保護グループの二次クラスタ上のみ (主クラスタが非アクティブ状態にされた後)。
保護グループを停止すると、次のイベントを発生させることができます。
保護グループのオフライン化。
使用しているデータ複製機能によっては、データ複製の停止。
保護されたアプリケーションの停止。
アプリケーションクラスタが到達可能である場合、パートナークラスタは、保護グループが停止したという通知を受け取ります。
保護グループのクラスタの割り当て済みロールを切り替えます。スイッチオーバーを実行するためには、保護グループを起動しておく必要があります。
パートナークラスタの状態を考慮することなく、あるクラスタを強制的に 主 クラスタにします。
二次クラスタからテイクオーバーを行う場合で、クラスタがパートナークラスタと通信できる場合、Sun Cluster Geographic Edition ソフトウェアは、パートナークラスタのロールを切り替えて、パートナークラスタを新しい二次クラスタにします。この操作は、スイッチオーバーと同じではありません。保護グループは新しい二次クラスタ上で非アクティブになります。
geopg takeover コマンドが正常に実行されたあとで二次クラスタ上の保護グループを再びアクティブにする場合は、データ回復とデータの同期処理が必要になることがあります。
可能な場合は、geopg takeover コマンドの代わりに geopg switchover コマンドを実行して、パートナークラスタ間での調整を行い、複製されたデータの損失を回避します。
geopg takeover コマンドは、主クラスタが使用できないか、突然ダウンタイムが発生した場合にのみ実行してください。そのような状況では、潜在的なデータの消失と修復のほか、二次クラスタ上の保護グループの再アクティブ化が避けられません。
ローカル保護グループの構成情報とそのパートナーの構成情報を再同期させます。geopg update コマンドは、ローカルクラスタ上の保護グループの構成を、パートナークラスタの構成で上書きします。
動的な値の妥当性検査を実行することで、ローカルクラスタ上の保護グループを検証します。
次のオプションがサポートされています。
ヘルプ情報を表示します。このオプションを指定すると、その他の処理は実行されません。
このオプションを指定するとき、サブコマンドは指定してもしなくてもかまいません。
このオプションをサブコマンドなしで指定した場合、このコマンドのサブコマンドリストが表示されます。
このオプションをサブコマンド付きで指定した場合、そのサブコマンドの使用方法が表示されます。
一部のシェルでは、疑問符は特別な文字として解釈される場合があります。引用符 (-"?") またはエスケープ文字を使用して、パターンマッチングを回避します。
保護グループをアクティブにしたまま、データ複製のみのアクティブ化を解除する必要があることを指定します。このオプションを使用しない場合、保護グループ全体でアクティブ化が解除されます。データ複製サブシステムをすでに停止した保護グループを停止するには、geopg stop コマンドをもう一度実行し、このオプションを除外する必要があります。
保護グループのクラスタ間のデータ複製に関するデータ複製メカニズムを指定します。
datareptype は、次のいずれかの文字列である必要があります。
データ複製メカニズムが、パッチを適用したSun Availability Suite Remote Mirror Release 3.2 であることを指定します。
データ複製メカニズムが EMC Symmetrix Remote Data Facility であることを指定します。
データ複製メカニズムが Hitachi TrueCopy であることを指定します。この製品は、Sun StorEdgeTM 9970/9980 Array または Hitachi Lightning 9900 Series ストレージハードウェアを必要とする、Command and Control Interface RAID-Manager/Solaris Version 01-10-03/02 とともに動作します。
コマンドをローカルクラスタに対してだけ実行させるか ( local)、あるいは保護グループが構成されている両方のクラスタに対して実行させるか (global) を指定します。
ユーザーに確認することなく、強制的にコマンドを実行します。
保護グループの新しい主クラスタにするクラスタの名前を指定します。
データ複製を、当該保護グループに使用してはならないことを指定します。このオプションを省略すると、データ複製は保護グループと同時に始まります。
create サブコマンドととに使用した場合、ローカルクラスタのロールを PRIMARY または SECONDARY のいずれかに指定します。geopg switchover コマンドを実行することで、クラスタのロールを変更できます。
保護グループのプロパティーを設定します。
保護グループプロパティーに値を割り当てるには、 name=statement ペア文を使用します。複数の文を使用して、一度に複数のプロパティーを設定できます。
定義済みのプロパティーについては、詳細説明の節を参照してください。
保護グループの構成を行うパートナーシップの名前を指定します。
コマンドのバージョンを表示します。
このオプションには、サブコマンドやオペランドなどのオプションは指定しないでください。サブコマンドやオペランドなどのオプションは無視されます。-V オプションは、コマンドのバージョンを表示するだけです。その他の処理は行いません。
次のオペランドを指定できます。
新規作成する、または保護グループに追加するディスクデバイスグループの名前を指定します。
保護グループの名前を指定します。このオプションを使用して指定されている保護グループがすでに存在する場合、create サブコマンドは失敗します。指定された保護グループが有効ではない場合、modify サブコマンドは失敗します。
保護グループに追加する、または保護グループから削除するリソースグループをコンマで区切って指定します。指定したリソースグループはすでに定義されている必要があります。
保護グループがオンラインの状態でリソースグループを追加する場合は、リソースグループの状態が unmanaged または online である必要があります。unmanaged 状態のリソースグループを起動するには、geopg start コマンドを実行します。
保護グループがオフラインの状態でリソースグループを追加する場合は、リソースグループを追加する前にリソースグループの状態を unmanaged にする必要があります。
次の表にプロパティーを示します。これらのプロパティーの値は作成時に割り当てられます。true や false などのプロパティー値は、大文字と小文字は区別されません。プロパティー調整のタイミングについての詳細は、プロパティー説明に示されています。
保護グループについて説明します。
オプションのプロパティーです。
タイプ: 文字列型
デフォルト値 : なし
チューニングの推奨事項: 作成時に割り当て、実行時に調整することを推奨します。
保護グループのスイッチオーバーまたはテイクオーバーの間、ロール変更コールバックスクリプトと組み合わせるシステム定義の引数に続く引数を指定します。
オプションのプロパティーです。
タイプ: 文字列型
デフォルト値 : なし
チューニングの推奨事項: 作成時に割り当て、実行時に調整することを推奨します。
保護グループの主クラスタが変わる場合に実行する実行可能ファイルの絶対パスを指定します。このファイルが、保護グループをホストする両方のパートナークラスタの全ノードに存在するようにしてください。このスクリプトは、新しい主クラスタ上でアプリケーションリソースグループがオンラインになる前に実行されます。
オプションのプロパティーです。
タイプ: 文字列型
デフォルト値 : なし
チューニングの推奨事項: 作成時に割り当て、実行時に調整することを推奨します。
Sun Cluster Geographic Edition ソフトウェアが、start、stop、switchover、takeover などの geopg コマンドの実行後、応答を待つ最長時間を秒数で指定します。timeout 内にコマンドから応答がない場合、Sun Cluster Geographic Edition ソフトウェアは、配下で実行されたコマンドが最終的に成功する場合でも、操作がタイムアウトになったと報告します。
timeout 間隔は、クラスタごとに処理に適用されます。ローカルスコープを持つ処理が指定された timeout 間隔を過ぎても完了しない場合、この処理はタイムアウトします。
適用範囲が Global である処理には、ローカルクラスタに対するアクションとリモートクラスタに対するアクションが含まれます。ローカルアクションとリモートアクションは、個別に時間が測定されます。このため、指定された timeout 間隔を過ぎてもローカル処理が完了しないか、指定された timeout 間隔を過ぎてもリモート処理が完了しない場合、グローバルスコープを持つ処理はタイムアウトします。
たとえば、次の処理はローカルスコープ指定で開始されます。
# geopg start -e Local protectiongroupname |
timeout プロパティーを 3000 秒に設定すると、3000 秒を過ぎても geopg start 処理が完了しないとこの処理はタイムアウトします。
同じ操作をグローバルスコープで行う場合、次のようにします。
# geopg start -e Global protectiongroupname |
timeout プロパティーを 3000 秒に設定すると、3000 秒を過ぎてもローカルクラスタ上で処理が完了しないか、あるいは 3000 秒を過ぎてもリモートクラスタ上で処理が完了しない場合、geopg start はタイムアウトします。ローカルアクションに 1500 秒かかり、リモートアクションに 1500 秒かかる場合、処理はタイムアウトしません。
保護グループの timeout 値は、一部のサブ操作に適用される見積もり値です。timeout 値は操作全体には適用されません。したがって、保護グループのすべての操作が timeout 間隔によって所要時間を計測されるわけではありません。たとえば、データ構造を初期化して処理の前提条件が満たされているか確認するためにかかる時間は、timeout 間隔内の時間として計算されません。
このリリースにおける timeout プロパティーの最大値は 1,000,000 秒です。
オプションのプロパティーです。
タイプ: 整数型。少なくとも最小値 20 が必要です。
デフォルト値 : 3600 秒。
チューニングの推奨事項: 作成時に割り当て、実行時に調整することを推奨します。
ファイル内で定義されているボリュームセットが有効であるかどうかを定義します。True か False のいずれかに設定します (大文字と小文字の区別なし)。
オプションのプロパティーです。
タイプ: ブール型
チューニングの推奨事項: このプロパティーは、作成、複製、または同期の最中に正常に検証されたあとでは調整できません。
デフォルト値 : False。
ディスクデバイスグループの複製に使用されるローカル論理ホスト名を定義します。論理ホスト名では下線 (_) を使用しないでください。
必須プロパティーです。
タイプ: 文字列型
チューニングの推奨事項: このプロパティーは、作成、複製、または同期の最中に正常に検証されたあとでは調整できません。
デフォルト値 : なし
複製メカニズムのプライマリになることができるマシンのホスト名のリストです。このリストはコンマで区切ります。
オプションのプロパティーです。
タイプ: 文字配列型
チューニングの推奨事項: このプロパティーを調整できるのは保護グループがオフラインの状態にある場合だけです。
デフォルト値 : クラスタ内のすべてのノード
ディスクデバイスグループの複製に使用されるリモート論理ホスト名を指定します。
必須プロパティーです。
タイプ: 文字列型
チューニングの推奨事項: このプロパティーは、作成、複製、または同期の最中に正常に検証されたあとでは調整できません。
デフォルト値 : なし
データが書き込まれるディスクデバイスグループのリストです。リストはコンマで区切ります。
オプションのプロパティーです。
タイプ: 文字配列型
チューニングの推奨事項: このプロパティーはいつでも調整できます。
デフォルト値 : 空。
ディスクデバイスグループにより使用されるフェンスレベルを定義します。フェンスレベルにより、そのディスクデバイスグループの主ボリュームおよび二次ボリューム間での整合性のレベルが決定されます。とりうる値は data、status、never、および async です。
このプロパティーは、現在のペア状態が SMPL のときに、任意の有効な Fence_level に設定できます。
主クラスタ上のアプリケーション障害を防ぐには、Fence_level を never または async に指定します。Fence_level パラメタが never または async に設定されていないと、二次サイトに障害が発生した際にデータ複製が正しく行われない可能性があります。
data と status は、特殊な状況下で必要になる場合があるため、Fence_level パラメータがこれらの値に設定されないようにするプログラムは使用しないでください。
data または status の Fence_level を使用する特別なニーズがある場合は、ご購入先に問い合わせてください。
必須プロパティーです。
タイプ: 列挙型
チューニングの推奨事項: このプロパティーを調整できるのは保護グループがオフラインの状態にある場合だけです。Hitachi TrueCopy デバイスグループの場合、ペアがすでに作成されていれば、このプロパティーはペアの現在の Fence_level のみに設定できます。既存のペアの Fence_level を変更したい場合は、先に Hitachi TrueCopy CCI コマンドを使用して Fence_level を変更したあと、Fence_level のプロパティーを調整します。
デフォルト値 : なし
複製メカニズムのプライマリになることができるマシンのホスト名のリストです。このリストはコンマで区切ります。
オプションのプロパティーです。
タイプ: 文字配列型
チューニングの推奨事項: このプロパティーはいつでも調整できます。
デフォルト値 : 空。
データが書き込まれるディスクデバイスグループのリストです。リストはコンマで区切ります。
オプションのプロパティーです。
タイプ: 文字配列型
チューニングの推奨事項: このプロパティーは、両方のパートナークラスタ上で保護グループがオフラインである場合にのみ調整できます。
デフォルト値 : 空。
デバイス識別子を "SRDF Device Group" として指定します。このプロパティーは DG に設定します。
オプションのプロパティーです。
タイプ: 文字列型
チューニングの推奨事項: このプロパティはユーザーが調整することはできません。
デフォルト値 : DG。
複製メカニズムのプライマリになることができるマシンのホスト名のリストです。このリストはコンマで区切ります。
オプションのプロパティーです。
タイプ: 文字配列型
チューニングの推奨事項: このプロパティーはいつでも調整できます。
デフォルト値 : 空。
Symmetrix Remote Data 機能の主デバイスの識別情報を指定します。
必須プロパティーです。
タイプ: 整数型
チューニングの推奨事項: このプロパティーはいつでも調整できます。デバイスグループの追加時にこのプロパティーに値を指定しなかった場合、Sun Cluster Geographic Edition ソフトウェアは自動的にプロパティーの値を検索し、設定します。
デフォルト値 : Symmetrix Remote Data 機能を追加するまで、なし。
Symmetrix Remote Data 機能の二次デバイスの識別情報を指定します。
必須プロパティーです。
タイプ: 整数型
チューニングの推奨事項: このプロパティーはいつでも調整できます。デバイスグループの追加時にこのプロパティーに値を指定しなかった場合、Sun Cluster Geographic Edition ソフトウェアは自動的にプロパティーの値を検索し、設定します。
デフォルト値 : Symmetrix Remote Data 機能を追加するまで、なし。
次の geopg コマンドは、主クラスタ cluster-paris 上に、Sun StorEdge Availability Suite 3.2.1 保護グループを作成します。
# geopg create -s paris-newyork-ps -d avs -o primary \ -p Nodelist=phys-paris-1,phys-paris-2 avspg |
次の geopg コマンドは、データ複製を使用しないように構成されている保護グループを作成します。
# geopg create -s paris-newyork-ps -o primary example-pg |
次の geopg コマンドは、2 つのアプリケーションリソースグループ apprg1 と apprg2 をオンラインにしたまま保護グループ avspg を削除します。保護グループからアプリケーションリソースグループを除去し、続いて保護グループを削除します。
# geopg remove-resource-group apprg1,apprg2 avspg # geopg stop -e global avspg # geopg delete avspg |
次の geopg コマンドは、保護グループ avspg のタイムアウトのプロパティーを変更します。
# geopg set-prop -p Timeout=3000 avspg |
次の geopg コマンドは、avspg 保護グループ内に、Sun StorEdge Availability Suite 3.2.1 データ複製デバイスグループを作成します。
# geopg add-device-group -p Local_logical_host=lh-paris-1 \ -p Remote_logical_host=lh-newyork-1 avsdg avspg |
次の属性の詳細については、attributes(5) のマニュアルページを参照してください。
属性タイプ |
属性値 |
---|---|
アーキテクチャー |
SPARC |
使用可能 |
SUNWscgctl |
インタフェースの安定性 |
発展中 |
名前 | 形式 | 説明 | サブコマンド | オプション | オペランド | 詳細説明 | 終了状態 | 使用例 | 属性 | 参照