Sun N1 System Manager 1.3.2 ご使用にあたって

変更されたマニュアル

この節では、記述の誤りを含め、判明しているマニュアルの更新内容について説明します。

Sun N1 System Manager 1.3 マニュアルコレクションの問題点

「スーパーユーザーとしてログイン」または「root としてログイン」という指示がある場合は「su - root」コマンドを使用するか、サーバーの root アカウントとパスワードを使用してサーバーに物理的にログインします。

load コマンドの bootnetworkdevice 属性は、Linux OS だけで使用できます。load コマンドの networkdevice 属性は、Solaris と Linux で使用できます。

『Sun N1 System Manager 1.3 サイト計画の手引き』の問題点

Linux OS のインストールの要件の節にある箇条書きの 2 番目の項目が間違っています。正しい情報は、次のとおりです。

Red Hat Enterprise Linux AS 4.0 Update 1 以降をインストールする場合、SELinux を有効にするかどうかを確認するメッセージが表示されたら、「無効化」を選択します。N1 System Manager では、許可モードでも、SELinux が有効になっている状態がサポートされません。

『Sun N1 System Manager 1.3 検出および管理マニュアル』の問題点

show privilege コマンドの制限モードの機能が間違っています。このコマンドは、SecurityAdmin ロールだけが使用できます。

『Sun N1 System Manager 1.3 インストールおよび構成ガイド』の問題点

『Sun N1 System Manager 1.3 インストールおよび構成ガイド』の付録 A「Sun N1 System Manager のプロトコル、ポート、および機能のリファレンス」に示す IPMI に使用されるポートに関する情報が間違っています。IPMI では、TCP ではなく UDP プロトコルが使用されます。

N1 System Manager 1.3 のマニュアルに無効なスワップしきい値プロパティーが記載されている (6478871)

『Sun N1 System Manager 1.3 検出および管理マニュアル』「OS 完全監視 (しきい値を含む)」に、無効なスワップしきい値プロパティーが記載されています。memusage.mbswapfree プロパティーと memusage.pctswapfree プロパティーは無効です。

『Sun N1 System Manager 1.3 コマンド行リファレンスマニュアル』「set group」に、無効なスワップしきい値プロパティーが記載されています。memusage.mbswapfree プロパティーと memusage.pctswapused プロパティーは無効です。

n1sh シェルプロンプトで「help set group」と入力すると、無効なスワップしきい値プロパティーが表示されます。memusage.mbswapfree プロパティーと memusage.pctswapused プロパティーは無効です。

次の属性は有効です。

コマンド行ヘルプに関する問題点

この項では、コマンド行ヘルプのページの記述の誤りについて説明します。

force 属性と netboot 属性の指定

コマンド行ヘルプのページの force 属性と netboot 属性の説明で、対応する値が示されていません。コマンドを有効にするには、force=true または force true のように、値として true を指定してください。

bootip 属性の説明が不完全

コマンド行ヘルプのページでは、bootip 属性は Linux をプロビジョニングする場合だけに必要と記述されています。実際には、bootip 属性は Windows をプロビジョニングする場合にも必要です。

create os に関する記述の誤り

type 属性は、file 属性と cdrom 属性と同時に指定できません。OS イメージをコピーするときには、OS の種類は自動的に判別されます。

Grid Engine のモジュール名の間違い

CLI の type 属性の値に使用する Grid Engine のモジュール名は、n1ge ではなく GridEngine でなければなりません。これは、次のコマンドが対象です。