この節では、ブラウザインタフェースおよびコマンド行インタフェースに関して判明している問題点をまとめています。
N1 System Manager を DVD からインストールした場合、ブラウザインタフェースの「バージョン」画面に、間違った製品バージョン番号が表示されます。DVD のパーツ番号は 708-0189-10 です。正しいバージョン番号は 1.3.2 です。
オンラインヘルプのウィンドウの「プリンタ」アイコンが機能しないことがあります。
回避策: ヘルプの内容のフレームを新しいブラウザウィンドウで開き、通常の Web ページと同じようにヘルプを印刷します。たとえば、Mozilla ベースのブラウザでは、内容ページでマウスボタン 3 をクリックし、「This Frame」->「Open Frame in New Window」を選択します。
Sun Blade X8400 サーバーモジュールの Express モジュールが、ILOM Web GUI の EMa と EMb ではなく、EM.0 と EM.1 と表されます。
回避策: ユーザーインタフェースの EMa は EM.0、EMb は EM.1 のことと見なします。
remove group コマンドのリモート処理が正常に終了しても、エラーメッセージが返されます。
N1-ok> show group 名前 サーバー ハードウェアの障害 OS リソースの障害 new1 1 不明 - N1-ok> show group new1 名前 ハードウェア ハードウェアの健全性 電源 使用 OS OS リソースの健全性 10.0.106.6 V20z 不明 オン 未初期化 N1-ok> remove group new1 server all "10.16.0.5,10.16.0.6" は "new1" にありません 削除が失敗したことを示す間違ったメッセージ N1-ok> show group new1 正常に削除されたことの確認 項目が見つかりませんでした。 |
回避策: 前述の例に示すように show group コマンドを使用して、remove group コマンドが正常に終了したことを確認します。
「システムダッシュボード」ページに 500 を超えるサーバーを表示しようとすると、次のメッセージが表示されます。
Warning: Unresponsive script A script on this page may be busy, or it may have stopped responding. You can stop the script now, or you can continue to see if the script will complete. <Stop script> <Continue> |
回避策: 「Stop script」を選択し、すべてのサーバーが表示されるまで数分間待ちます。この回避策は、Internet Explorer ブラウザでは使用できません。
ブラウザインタフェースのサーバーの詳細と show server コマンドの結果に、ファームウェアレベルが 6464 で、Red Hat オペレーティングシステムがインストールされた Sun Fire X4100 サーバーと Sun Fire X4200 サーバーについて間違ったスワップ情報が表示されます。
回避策: シリアルコンソールを使用してサーバーにアクセスし、top コマンドを使用して正しいスワップ情報を確認します。
ブラウザインタフェースの「ジョブ」タブでジョブを停止しても、関連する停止のメッセージがコマンド行区画に表示されません。
回避策: ブラウザインタフェースのジョブの詳細ページで、または show job job-ID コマンドを使用して、ジョブが停止したことを確認します。