この章では、Sun N1 System Manager のこのリリースまででサポートされているハードウェアとオペレーティングシステムについて詳しく説明します。
この節では、Sun N1 System Manager のこのリリースまででサポートされているハードウェアとオペレーティングシステムについて詳しく説明します。
N1 System Manager 管理サーバーのハードウェアとオペレーティングソフトウェアの要件を次の表に示します。
N1 System Manager 管理サーバーは、N1 System Manager ソフトウェア専用にする必要があります。管理サーバーにほかのアプリケーションをインストールしないでください。管理サーバーは、N1 System Manager、Sun Management Center、Sun Control Station、その他の管理システムなどのシステム管理ソフトウェアで管理しないでください。
ディスク容量 |
RAM |
---|---|
Solaris 10 3/05 OS のディストリビューションが 1 つある管理サーバーで 5G バイト以上。ただし、複数の OS ディストリビューションがある場合、OS やファームウェアの更新を管理する必要がある場合、または管理対象サーバーの数が多い場合はディスク容量を増やす必要があります。 推奨されるディスク容量は 35G バイトです。OS のインストール後は、ディスク容量の要件は 5G バイト少なくなります。 |
すべての管理サーバーで 4G バイト |
表 3–2 SPARC 搭載の管理サーバーでサポートされているハードウェアとオペレーティングシステム
種類 |
オペレーティングシステム |
---|---|
NetraTM 240、440 |
Solaris 10 3/05、64 ビット Solaris 10 1/06、64 ビット |
Sun FireTM T1000、T2000 |
Solaris 10 3/05、64 ビット Solaris 10 1/06、64 ビット |
Sun Fire V210、V240、V440 |
Solaris 10 3/05、64 ビット Solaris 10 1/06、64 ビット |
Sun Fire V490 |
Solaris 10 3/05、64 ビット Solaris 10 1/06、64 ビット |
SunFire V445 |
Solaris 10 6/06 |
Sun Fire V215、Sun Fire V245 |
Solaris 10 6/06 |
表 3–3 x86 と x64 搭載の管理サーバーでサポートされているハードウェアとオペレーティングシステム
種類 |
オペレーティングシステム |
---|---|
Sun Fire X2100 |
Solaris 10 3/05 HW1、32 ビットおよび 64 ビット Solaris 10 1/06、32 ビットおよび 64 ビット Solaris 10 6/06、32 ビットおよび 64 ビット Red Hat Enterprise Linux 3.0 AS Update 6、32 ビットおよび 64 ビット Red Hat Enterprise Linux 4.0 AS Update 2、32 ビットおよび 64 ビット |
Sun Fire X4100 および X4200 |
Solaris x64 Version 10 HW1、64 ビット Solaris x64 Version 10 1/06、64 ビット Solaris x64 Version 10 6/06、64 ビット Red Hat Enterprise Linux 3.0 AS Update 5、32 ビットおよび 64 ビット Red Hat Enterprise Linux 4.0 AS Update 1 と Update 3、64 ビット |
Sun Fire V20z および V40z |
Solaris x64 Version 10 HW1、64 ビット Solaris x64 Version 10 1/06 と Solaris 10 6/06、64 ビット Red Hat Enterprise Linux 3.0 AS Updates 2 〜 4、32 ビットおよび 64 ビット、シングルコアのみ Red Hat Enterprise Linux 3.0 AS Update 5、32 ビットおよび 64 ビット Red Hat Enterprise Linux 4.0 AS Update 1、32 ビットおよび 64 ビット |
Sun Fire X2100M2 |
Solaris 10 6/06 Red Hat Enterprise Linux 3.0 AS Update 8、32 ビットおよび 64 ビット Red Hat Enterprise Linux 4.0 AS Update 4、32 ビットおよび 64 ビット |
Sun Fire X2200 M2 |
Solaris 10 6/06 Red Hat Enterprise Linux 3.0 AS Update 8、32 ビットおよび 64 ビット Red Hat Enterprise Linux 4.0 AS Update 4、32 ビットおよび 64 ビット |
Sun Fire X4100 M2、Sun Fire X4200 M2 |
Solaris x64 Version 10 HW1、64 ビット Solaris x64 Version 10 1/06、64 ビット Solaris x64 Version 10 6/06、64 ビット Red Hat Enterprise Linux 4.0 WS、ES、および AS Update 1 以降、64 ビット |
Sun Fire X4600 |
Solaris 10 1/06、64 ビット Solaris 10 6/06、64 ビット Red Hat Enterprise Linux 4.0 WS、ES、および AS Update 4、64 ビット |
プロビジョニングを行う OS ディストリビューションごとに 3.0G バイト以上を割り当てる必要があります。
Solaris がインストールされている管理サーバーでは、OS ディストリビューションは次の場所に保存されます。
Linux の OS ディストリビューションは /var/opt/SUNWscs/share/allstart
Solaris の OS ディストリビューションは /var/js
Linux がインストールされている管理サーバーでは、OS ディストリビューションは次の場所に保存されます。
Linux の OS ディストリビューションは /var/opt/sun/scs/share/allstart/
Solaris の OS ディストリビューションは /var/opt/sun/scs/share/allstart/jumpstart/
管理サーバーとして選択したサーバーにネットワークインタフェースが 2 つだけある場合は、N1 System Manager に第 3 の 10/100 または 10/100/1000 NIC を設置することを検討してください。この第 3 の NIC は、管理ネットワーク、プロビジョニングネットワーク、データネットワークを別々のネットワークインタフェースに割り当てることを可能にします。これによって管理作業が容易になります。このマニュアルで使用する図や構成例では、追加の NIC が管理サーバーに設置されていると想定しています。
N1 System Manager で管理可能なサーバーのハードウェアとオペレーティングソフトウェアの要件を次の表に示します。
表 3–4 管理可能なサーバーのディスク容量と RAM の要件
ディスク容量 |
RAM |
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OS がインストール済みである場合は、すべての管理可能なサーバーで 500M バイト以上 |
すべての管理可能なサーバーで 512M バイト以上、1G バイト推奨 |
表 3–5 SPARC 搭載の管理可能なサーバーでサポートされているハードウェアとオペレーティングシステム
種類 |
プロビジョニング可能な OS |
---|---|
Sun Netra 240、440 |
Solaris 10 3/05 GA 以降 Solaris 9 Update 7 および Update 8 |
Sun Fire V210、V240、および V440 |
Solaris 10 3/05 GA 以降 Solaris 9 Update 7 および Update 8 |
Sun Fire V490 |
Solaris 9 9/05 Solaris 10 3/05 |
Sun Fire V890 |
Solaris 9 9/05 Solaris 10 3/05 |
Sun Fire T1000 および T2000 |
Solaris 10 3/05 HW2 以降 |
SunFire V445 |
Solaris 10 6/06 |
Sun Fire V215、Sun Fire V245 |
Solaris 10 6/06 |
表 3–6 X86 と X64 搭載の管理可能なサーバーでサポートされているハードウェアとオペレーティングシステム
種類 |
プロビジョニング可能な OS |
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Sun Blade X8400 サーバーモジュール |
Solaris x64 Version 10 6/06、64 ビット Red Hat Enterprise 4 AS、Update 3 SUSE Linux Enterprise Server 9 SP3、64 ビット Windows 2003 SE、2003 EE 64 ビット Windows 2003 SE、2003 EE、SP1 32 ビット |
Sun Fire V20z および V40z |
Solaris x64 Version 10 HW1、64 ビット Solaris x64 Version 10 1/06、64 ビット Solaris 9 04/05 32 ビット Solaris 9 09/05 HW 32 ビット Solaris 9 09/05 32 ビット Red Hat Enterprise Linux 3.0 WS、ES、および AS、Update 1 〜 4、32 ビットおよび 64 ビット、シングルコアのみ Red Hat Enterprise Linux 3.0 WS、ES、および AS、Update 5 〜 6、32 ビットおよび 64 ビット Red Hat Enterprise Linux 4.0 WS、ES、および AS、32 ビット、シングルコアのみ Red Hat Enterprise Linux 4.0 WS、ES、および AS、Update 1、32 ビットおよび 64 ビット SUSE Linux Enterprise Server 9 SP1 と SP2、64 ビット MS Windows 2003 SE、2003 EE、2003 WE 32 ビットのみ Windows 2003 SE、2003 EE 64 ビットのみ Windows 2000S、2000AS 32 ビットのみ |
Sun Fire X2100 および 8081A IPMI 1.5 Remote Management Card: パーツ番号: 371-0743 |
Solaris Version 10 HW1、32 ビットおよび 64 ビット Solaris Version 10 1/06、32 ビットおよび 64 ビット Red Hat Enterprise Linux 3.0 WS、ES、および AS Update 6 以降、32 ビットおよび 64 ビット Red Hat Enterprise Linux 4.0 WS、ES、および AS Update 2、32 ビットおよび 64 ビット SUSE Linux Professional 9 SP3 以降、32 ビットおよび 64 ビット Windows 2003 SE、2003 EE、64 ビット Windows 2003 SE、2003 EE、SP1、32 ビット |
Sun Fire X4100 および X4200 |
Solaris Version 10、64 ビット Red Hat Enterprise Linux 3.0 WS、ES、および AS、32 ビットおよび 64 ビット Red Hat Enterprise Linux 4.0 WS、ES、および AS、64 ビット SUSE Linux Enterprise Server 9 SP1 〜 SP3、64 ビット Windows 2003 SE、2003 EE、32 ビットおよび 64 ビット |
Sun Fire X4100 M2、Sun Fire X4200 M2 |
Solaris Version 10、64 ビット Red Hat Enterprise Linux 4.0 WS、ES、および AS、64 ビット Windows 2003 SE、2003 EE、32 ビットおよび 64 ビット |
Sun Fire X4500 |
Solaris 10 1/06、64 ビット |
Sun Fire X4600 |
Solaris 10 1/06、64 ビット Red Hat Enterprise Linux 4.0 WS、ES、および AS Update 3 と Update 4、64 ビット SUSE Linux Enterprise Server 9、64 ビット Windows 2003 SE、SP1、32 ビットおよび 64 ビット Windows 2003 EE、32 ビットおよび 64 ビット |
Sun Fire X4600 M2 |
Solaris 10 1/06、64 ビット Red Hat Enterprise Linux 3.0 WS、ES、および AS 64 ビット Red Hat Enterprise Linux 4.0 WS、ES、および AS、32 ビット Red Hat Enterprise Linux 4.0 WS、ES、および AS Update 4、64 ビット SUSE Linux Enterprise Server 9、64 ビット Windows 2003 SE、SP1、32 ビットおよび 64 ビット Windows 2003 EE、32 ビットおよび 64 ビット |
Sun Fire X2100M2 |
Solaris 10 6/06 Red Hat Enterprise Linux 3.0 Update 8、32 ビットおよび 64 ビット Red Hat Enterprise Linux 4.0 Update 4、32 ビットおよび 64 ビット SUSE Linux Enterprise Server 9 SP3、64 ビット |
Sun Fire X2200 M2 |
Solaris 10 6/06 Red Hat Enterprise Linux 3.0 Update 8、32 ビットおよび 64 ビット Red Hat Enterprise Linux 4.0 Update 4、32 ビットおよび 64 ビット SUSE Linux Enterprise Server 9 SP3、64 ビット |
Windows オペレーティングシステムが動作する管理対象サーバーの OS 検出、OS 監視、およびソフトウェア更新管理はサポートされていません。OS の検出については、『Sun N1 System Manager 1.3 検出および管理マニュアル』の第 4 章「管理可能なサーバーの検出」を参照してください。OS の監視については、『Sun N1 System Manager 1.3 検出および管理マニュアル』の第 6 章「サーバーおよびサーバーグループの監視」を参照してください。