Sun N1 System Manager 1.3.3 ご使用にあたって

管理サーバーの要件

N1 System Manager 管理サーバーのハードウェアとオペレーティングソフトウェアの要件を次の表に示します。


注意 – 注意 –

N1 System Manager 管理サーバーは、N1 System Manager ソフトウェア専用にする必要があります。管理サーバーにほかのアプリケーションをインストールしないでください。管理サーバーは、N1 System Manager、Sun Management Center、Sun Control Station、その他の管理システムなどのシステム管理ソフトウェアで管理しないでください。


表 3–1 ディスク容量と RAM の要件

ディスク容量 

RAM 

Solaris 10 3/05 OS のディストリビューションが 1 つある管理サーバーで 5G バイト以上。ただし、複数の OS ディストリビューションがある場合、OS やファームウェアの更新を管理する必要がある場合、または管理対象サーバーの数が多い場合はディスク容量を増やす必要があります。 

推奨されるディスク容量は 35G バイトです。OS のインストール後は、ディスク容量の要件は 5G バイト少なくなります。 

すべての管理サーバーで最低 4G バイト 

表 3–2 SPARC 搭載の管理サーバーでサポートされているハードウェアとオペレーティングシステム

種類 

オペレーティングシステム 

NetraTM 240、440

Solaris 10 3/05、64 ビット 

Solaris 10 1/06、64 ビット 

Sun FireTM T1000 および T2000

Solaris 10 3/05、64 ビット 

Solaris 10 1/06、64 ビット 

Solaris 10 6/06、64 ビット 

Solaris 10 11/06、64 ビット 

Sun Fire V210、V240、V440 

Solaris 10 3/05、64 ビット 

Solaris 10 1/06、64 ビット 

Sun Fire V490 

Solaris 10 3/05、64 ビット 

Solaris 10 1/06、64 ビット 

SunFire V445 

Solaris 10 6/06 

Sun Fire V215、Sun Fire V245 

Solaris 10 6/06 

Sun Fire V125 

Solaris 10 6/06 

Solaris 10 11/06  

表 3–3 x86 と x64 搭載の管理サーバーでサポートされているハードウェアとオペレーティングシステム

種類 

オペレーティングシステム 

Sun Fire X2100 

Solaris 10 3/05 HW1、32 ビットおよび 64 ビット 

Solaris 10 1/06、32 ビットおよび 64 ビット 

Solaris 10 6/06、32 ビットおよび 64 ビット 

Red Hat Enterprise Linux 3.0 AS Update 6、32 ビットおよび 64 ビット 

Red Hat Enterprise Linux 4.0 AS Update 2、32 ビットおよび 64 ビット 

Sun Fire X4100 および X4200 

Solaris x64 Version 10 HW1、64 ビット 

Solaris x64 Version 10 1/06、64 ビット 

Solaris x64 Version 10 6/06、64 ビット 

Red Hat Enterprise Linux 3.0 AS Update 5、32 ビットおよび 64 ビット 

Red Hat Enterprise Linux 4.0 AS Update 1 と Update 3、64 ビット 

Sun Fire V20z および V40z 

Solaris x64 Version 10 HW1、64 ビット 

Solaris x64 Version 10 1/06 と Solaris 10 6/06、64 ビット 

Red Hat Enterprise Linux 3.0 AS Updates 2 〜 4、32 ビットおよび 64 ビット、シングルコアのみ 

Red Hat Enterprise Linux 3.0 AS Update 5、32 ビットおよび 64 ビット 

Red Hat Enterprise Linux 4.0 AS Update 1、32 ビットおよび 64 ビット 

Sun Fire X2100M2 

Solaris 10 6/06 

Red Hat Enterprise Linux 3.0 AS Update 8、32 ビットおよび 64 ビット 

Red Hat Enterprise Linux 4.0 AS Update 4、32 ビットおよび 64 ビット 

Sun Fire X2200 M2 

Solaris 10 6/06 

Red Hat Enterprise Linux 3.0 AS Update 8、32 ビットおよび 64 ビット 

Red Hat Enterprise Linux 4.0 AS Update 4、32 ビットおよび 64 ビット 

Sun Fire X4100 M2、Sun Fire X4200 M2 

Solaris x64 Version 10 HW1、64 ビット 

Solaris x64 Version 10 1/06、64 ビット 

Solaris x64 Version 10 6/06、64 ビット 

Red Hat Enterprise Linux 4.0 WS、ES、および AS Update 1、64 ビット 

Sun Fire X4600 

Solaris 10 1/06、64 ビット 

Solaris 10 6/06、64 ビット 

Red Hat Enterprise Linux 4.0 WS、ES、および AS Update 4、64 ビット 

Netra X4200 M2 

Solaris 10 11/06 

Red Hat Enterprise Linux 3.0 AS Update 8、32 ビットおよび 64 ビット 

Red Hat Enterprise Linux 4.0 AS Update 4、32 ビットおよび 64 ビット 

プロビジョニングを行う OS ディストリビューションごとに 3.0G バイト以上を割り当てる必要があります。


注 –

管理サーバーとして選択したサーバーにネットワークインタフェースが 2 つだけある場合は、N1 System Manager に第 3 の 10/100 または 10/100/1000 NIC を設置することを検討してください。この第 3 の NIC は、管理ネットワーク、プロビジョニングネットワーク、データネットワークを別々のネットワークインタフェースに割り当てることを可能にします。これによって管理作業が容易になります。このマニュアルで使用する図や構成例では、追加の NIC が管理サーバーに設置されていると想定しています。