Sun N1 Grid Engine 6.1 ユーザーズガイド

qmod によるキューの制御

qmod コマンドを使用して、キューを一時停止および再開することができます。qmod を使用して、キューを無効または有効にすることもできます。

次のコマンドは qmod の使用方法を表しています。


% qmod -s q-name
% qmod -us -f q-name1, q-name2
% qmod -d q-name
% qmod -e q-name1, q-name2, q-name3

qmod –s は、キューを一時停止します。qmod –us –f は、2 つのキューを再開 (一時停止を解除) します。qmod –d は、キューを無効にします。qmod –e は、3 つのキューを有効にします。

-f オプションは、たとえばネットワーク問題などが原因で対応する sge_execd を実行できない場合に、ステータスの変更を sge_qmaster に強制的に登録します。

キューの一時停止と再開および キューの無効化と有効化では、所有者権限、管理者権限またはオペレータ権限が必要です。「管理者、オペレータ、および所有者」を参照してください。


注 –

qmod コマンドは、crontab または at ジョブで使用できます。