Sun N1 Grid Engine 6.1 ユーザーズガイド

異なるエラーコードまたは終了コードの意味

次の表に、複数のジョブ関連エラーコードまたは終了コードの意味を示します。これらのコードは、あらゆる種類のジョブに該当します。

表 7–1 ジョブ関連のエラーまたは終了コード

スクリプト/方法 

終了またはエラーコード 

意味 

Job スクリプト 

0 

成功 

 

99 

再度キューに入れる 

 

Rest 

成功。アカウンティングファイルの終了コード 

prolog/epilog 

0 

成功 

 

99 

再度キューに入れる 

 

Rest 

キューエラー状態。ジョブは再度キューに入れられる 

次の表に、並列環境 (PE) 構成に関連するジョブのエラーコードまたは終了コードの意味を示します。

表 7–2 並列環境関連のエラーまたは終了コード

スクリプト/方法 

終了またはエラーコード 

意味 

pe_start 

0 

成功 

 

Rest 

キューをエラー状態に設定。ジョブは再度キューに入れられる 

pe_stop 

0 

成功 

 

Rest 

キューをエラー状態に設定。ジョブは再度キューには入れられない 

次の表に、キュー構成に関連するジョブのエラーコードまたは終了コードの意味を示します。これらのコードは、対応メソッドが上書きされた場合だけ有効です。

表 7–3 キュー関連のエラーまたは終了コード

スクリプト/方法 

終了またはエラーコード 

意味 

ジョブ開始 

0 

成功 

 

Rest 

成功。ほかの意味は特になし 

一時停止 

0 

成功 

 

Rest 

成功。ほかの意味は特になし 

再開 

0 

成功 

 

Rest 

成功。ほかの意味は特になし 

終了 

0 

成功 

 

Rest 

成功。ほかの意味は特になし 

次の表に、チェックポイント設定に関連するジョブのエラーコードまたは終了コードの意味を示します。

表 7–4 チェックポイント設定関連のエラーまたは終了コード

スクリプト/方法 

終了またはエラーコード 

意味 

チェックポイント 

0 

成功 

 

Rest 

成功。ただし、カーネルチェックポイントの場合、チェックポイントが成功しなかったことを意味する。 

移行 

0 

成功 

 

Rest 

成功。ただし、カーネルチェックポイントの場合、チェックポイントが成功しなかったことを意味する。移行は行われる。 

再開 

0 

成功 

 

Rest 

成功。ほかの意味は特になし 

後処理 

0 

成功 

 

Rest 

成功。ほかの意味は特になし 

正常に実行されたジョブに対して、qacct -j コマンドからの出力は、「failed」フィールドに「0」を示し、「exit_status」フィールドにジョブの終了ステータスを示します。ただし、シェパードがジョブを正常に実行できない場合があります。たとえば、epilog スクリプトが失敗したり、シェパードがジョブを開始できない場合があります。このような場合、「failed」フィールドは、次の表のコードの値のいずれかを表示します。

表 7–5 qacct -j failed フィールドコード

コード 

説明 

acctvalid 

ジョブに対する意味 

0 

No failure 

t 

ジョブは実行され、正常に終了された 

1 

Presumably before job 

f 

ジョブを開始できなかった 

3 

Before writing config 

f 

ジョブを開始できなかった 

4 

Before writing PID 

f 

ジョブを開始できなかった 

5 

On reading config file 

f 

ジョブを開始できなかった 

6 

Setting processor set 

f 

ジョブを開始できなかった 

7 

Before prolog 

f 

ジョブを開始できなかった 

8 

In prolog 

f 

ジョブを開始できなかった 

9 

Before pestart 

f 

ジョブを開始できなかった 

10 

In pestart 

f 

ジョブを開始できなかった 

11 

Before job 

f 

ジョブを開始できなかった 

12 

Before pestop 

t 

ジョブは実行され、PE 停止手続きの呼び出し前に障害が発生した 

13 

In pestop 

t 

ジョブは実行され、PE 停止手続きで障害が発生した 

14 

Before epilog 

t 

ジョブは実行され、epilog スクリプトの呼び出し前に障害が発生した 

15 

In epilog 

t 

ジョブは実行され、epilog 内で障害が発生した 

16 

Releasing processor set 

t 

ジョブは実行され、プロセッサセットは解放できなかった 

24 

Migrating (checkpointing jobs) 

t 

ジョブは実行され、移行される予定 

25

Rescheduling 

t 

ジョブは実行され、再スケジューリングされる予定 

26 

Opening output file 

f 

ジョブを開始できず、stderr/stdout ファイルを開けない 

27 

Searching requested shell 

f 

ジョブを開始できず、シェルを検出できない 

28 

Changing to working directory 

f 

ジョブを開始できず、エラーで開始ディレクトリへ移動した 

100 

Assumedly after job 

t 

ジョブは実行され、信号によってジョブ終了させられた。 

「コード」の列には、「failed」フィールドの値が一覧表示されています。「説明」列には、qacct -j の出力で表示されるテキストが一覧表示されています。acctvalid が t に設定されている場合、ジョブアカウンティングの値は有効です。acctvalid が f に設定されている場合、アカウンティングレコードのリソース使用率は有効ではありません。「ジョブに対する意味」の列では、ジョブが実行されたのかどうかが示されています。