qrsh コマンドを入力し、次の構文に従ってオプションと引数を追加します。
% qrsh [options] program|shell-script [arguments] \ [> stdout] [>&2 stderr] [< stdin] |
qrsh は、qsub のほとんどすべてのオプションに対応しています。 qrsh は、次のオプションを提供します。
-now yes|no – -now yes は、ただちにジョブのスケジューリングを行うように指定します。適切なリソースを使用できない場合、ジョブは拒否されます。-now yes はデフォルトです。-now no は、発行時にジョブを開始できない場合に、バッチジョブのようにジョブをキューに入れるように指定します。
-inherit – qrsh は、ジョブタスクを開始するスケジューリングプロセスを実行しません。qrsh は、そのジョブが、指定されたリモート実行ホスト上に適切な割り当てリソースを持っている並列ジョブに組み込まれているとみなします。この形式の qrsh は一般的に、qmake または密接な並列環境の統合で使用されます。デフォルトでは、外部ジョブ リソースは継承されません。
-noshell – このオプションでは、ユーザーのログインシェルで qrsh に対して指定されているコマンド行は開始されません。このコマンドは、包括するシェルなしで実行されます。このオプションは、シェルの開始およびシェルリソースファイルの調達などのオーバーヘッドを避け、実行速度を速めるために使用してください。
-nostdin – 入力ストリーム STDIN を制御します。このオプションを設定すると、qrsh が -n オプションを rsh コマンドに渡します。入力ストリームの抑制は、たとえば make プロセスなどで、qrsh を使用して複数のタスクを並列実行している場合に特に役立ちます。入力を受けるプロセスは未定義です。
-verbose – このオプションは、スケジューリングプロセスの出力を表します。-verbose は主にデバッグのために使用されるので、デフォルトではオフになっています。