Sun N1 Grid Engine 6.1 ユーザーズガイド

コマンド行からのチェックポイント設定ジョブの発行、監視、または削除

適切なオプションを指定して次のコマンドを入力してください。


# qsub options arguments

チェックポイント設定ジョブの発行は、qsub -ckpt および qsub -c コマンドを除いて通常のバッチスクリプト同様に行われます。これらのコマンドには、チェックポイント設定メカニズムが必要です。これらのコマンドは、ジョブに対してチェックポイントを設定しなければならない場面も定義します。

-ckpt オプションでは、使用するチェックポイント設定環境の名前を示す引数が使用されます。『Sun N1 Grid Engine 6.1 管理ガイド』「チェックポイント設定環境の構成」を参照してください。

-c オプションは必要ありません。-c でも 1 つの引数が使用されます。チェックポイント設定環境構成の when パラメータの定義を無効にする場合は、-c オプションを使用してください。詳細は、checkpoint(5) のマニュアルページを参照してください。

-c オプションの引数は、次の 1 文字のいずれか、またはこれらの組み合わせです。引数は時間値の場合もあります。

チェックポイント設定ジョブの監視は、通常のジョブの監視とは異なります。チェックポイント設定ジョブは適宜移行できます。したがって、チェックポイント設定ジョブは 1 つのキューと結合しているわけではありません。ただし、一意のジョブ識別番号とジョブ名は変わりません。

チェックポイント設定ジョブの削除は、「コマンド行からのジョブの監視と制御」の説明どおりに行われます。