Sun N1 Grid Engine 6.1 ソフトウェアをインストールするには、『Sun N1 Grid Engine 6.1 インストールガイド』 の手順に従ってください。
Sun N1 Grid Engine 6.1 ソフトウェアは、次のオペレーティングシステムとプラットフォームをサポートしています。
Solaris 10、9、および 8 オペレーティングシステム (SPARC プラットフォーム版)
Solaris 10 および 9 オペレーティングシステム (x86 プラットフォーム版)
Solaris 10 オペレーティングシステム (x64 プラットフォーム版)
Apple Mac OS X 10.4 (Tiger)、PPC プラットフォーム版
Apple Mac OS X 10.4 (Tiger)、x86 プラットフォーム版
Hewlett Packard HP-UX 11.00 以上、32 ビット版
Hewlett Packard HP-UX 11.00 以上、64 ビット版 (IA64 版 HP-UX を含む)
IBM AIX 5.1/5.3
Linux x86、カーネル 2.4/ 2.6、glibc 2.3.2 以上
Linux x64、カーネル 2.4/2.6、glibc 2.3.2 以上
Linux IA64、カーネル 2.4/2.6、glibc 2.3.2 以上
Silicon Graphics IRIX 6.5
Microsoft Windows Server 2003、Windows XP Professional (Service Pack 1 以降)、Windows 2000 Server (Service Pack 3 以降)、Windows 2000 Professional (Service Pack 3 以降)
N1 Grid Engine 6.1 ソフトウェアは、N1 Grid Engine 6.0 クラスタがすでに存在する環境にインストールできます。既存の N1 Grid Engine 環境と並行して 6.1 ソフトウェアを実行するには、次の規則に従ってください。
qmaster と実行デーモン用として、既存と異なる$SGE_ROOT ディレクトリおよび TCP ポートを使用する。
手動または自動インストール中に、システム全体の起動スクリプトのインストールを選択しない。システム全体の起動スクリプトをインストールすると、qmaster と実行デーモン用の N1 Grid Engine 6.0 起動スクリプトが上書きされます。
1 つのホストに 2 つの実行デーモンをインストールする場合は、必ずグローバル/ローカルクラスタ構成で既存と異なる「gid_range」を使用する。
Microsoft Windows システムの場合、オプションの「N1 Grid Engine Helper Service」は 1 つ の Grid Engine インスタンスに対してのみインストールできます。N1 Grid Engine 6.0 用にこのサービスがすでにインストールされていると、N1 Grid Engine 6.1 用のサービスがインストールできないことがあります。その場合、N1 Grid Engine 6.1 用として Windows デスクトップ上に GUI を必要とするジョブは実行できません。
変数が適切な N1 Grid Engine インスタンスを指し示していることを確認する。具体的には、ポート設定、PATH 変数、および LD_LIBRARY_PATH 変数をチェックします。Solaris および Linux で、LD_LIBRARY_PATH を設定する必要がなくなりました。