Sun Management Center 4.0 インストールと構成ガイド

セキュリティーキーと SNMP コミュニティー文字列

1 台のマシンに Sun Management Center エージェントをインストールして、そのセットアップに進むと、そのエージェントのセキュリティーキーを生成するためのパスワードを求めるメッセージが表示されます。このパスワードは、Sun Management Center サーバーのセットアップで指定したパスワードと同じである必要があります。それぞれのセキュリティーキーが異なると、サーバーとエージェントは互いに通信できません。セキュリティーキーの再生成方法については、 「セキュリティーキーの再生成」を参照してください。

セットアップ時には、デフォルトの SNMP コミュニティー文字列 (public) を受け入れるか、あるいは非公開のコミュニティー文字列を指定するように求めるメッセージも表示されます。本来 SNMP コミュニティー文字列は特権化された内部的なアカウントのパスワードとして使用されるものであり、この文字列を一般的な SNMPv2 usec ツールと併用することでサーバーレイヤーを模倣できます。このため、デフォルトのコミュニティー文字列は使用せず、サーバーコンテキストごとに個別の非公開コミュニティー文字列を指定してください。

セキュリティーパスワードと SNMP コミュニティー文字列の扱いには、スーパーユーザーパスワードと同様の注意を払ってください。