Solaris システムで Sun Management Center 4.0 インストールウィザード、セットアップウィザード、および Java コンソールを正しく稼働させるには、環境変数 JAVA_HOME と PATH を設定する必要があります。同様に、Sun Management Center の Java コンソールを Microsoft Windows で正しく稼働させるには、JDK ソフトウェアのパスを含むように Microsoft Windows の %PATH% を変更する必要があります。
環境変数とパスを正しく設定しないと、Sun Management Center 4.0 のインストールとセットアップは失敗します。
システムのデフォルトの場所に JDK 1.5 ソフトウェアがインストールされている場合は、Solaris プラットフォームで JAVA_HOME および PATH 環境変数を設定する必要があります。
su - root と入力することによって、root としてログインします。
JAVA_HOME に /usr/j2se を設定します。
C シェル環境の場合
# setenv JAVA_HOME /usr/j2se |
Bourne シェルまたは Korn シェル環境の場合
# JAVA_HOME=/usr/j2se # export JAVA_HOME |
.login または .cshrc ファイルに適切なステートメントを追加します。
システムパスに /usr/j2se/bin を追加します。
PATH の /usr/bin の前に /usr/j2se/bin を入れます。
PATH の /usr/ucb の前に /usr/bin を挿入します。
「スタート」、「設定」、「コントロールパネル」の順に選択します。
「システム」をダブルクリックします。
「詳細」タブ、「環境変数」の順に選択します。
「環境変数」ウィンドウが表示されます。
「ユーザー環境変数」と「システム環境変数」で「Path」をクリックし、「編集」 をクリックします。
「システム変数の編集」ウィンドウが表示されます。
「システム変数の編集」ウィンドウに、環境変数 %SystemRoot% を使用した Microsoft Windows ルートディレクトリが表示されます。
PATH ステートメントに JDK bin ディレクトリの場所を追加します。
たとえば、「システム変数の編集」ウィンドウに表示される PATH ステートメントが %SystemRoot%\system32;%SystemRoot% の場合、新しい PATH ステートメントは %SystemRoot%\system32;%SystemRoot%;c:\j2 version-number\bin になります。ここで、version-number は JDK のバージョンです。
次に例を示します。
%SystemRoot%\system32;%SystemRoot%;c:\j2sdk1.5\bin
PATH ステートメント内の各ディレクトリは、このようにセミコロンで区切ってください。
「OK」をクリックして各ウィンドウを 1 つずつ閉じます。
「スタート」、「設定」、「コントロールパネル」の順に選択します。
「システム」をダブルクリックします。
「詳細」タブ、「環境変数」の順に選択します。
「環境変数」ウィンドウが表示されます。
「ユーザー環境変数」と「システム環境変数」で「Path」をクリックし、「編集」 をクリックします。
「システム変数の編集」ウィンドウが表示されます。
「システム変数の編集」ウィンドウに、環境変数 %SystemRoot% を使用した Microsoft Windows ルートディレクトリが表示されます。
PATH ステートメントに JDK bin ディレクトリの場所を追加します。
たとえば、「システム変数の編集」ウィンドウに表示される PATH ステートメントが %SystemRoot%\system32;%SystemRoot% の場合、新しい PATH ステートメントは %SystemRoot%\system32;%SystemRoot%;c:\j2 version-number\bin になります。ここで、version-number は JDK のバージョンです。
次に例を示します。
%SystemRoot%\system32;%SystemRoot%;c:\j2sdk1.5\bin
PATH ステートメント内の各ディレクトリは、このようにセミコロンで区切ってください。
「OK」をクリックして各ウィンドウを 1 つずつ閉じます。
ホームディレクトリに移動します。
cd $HOME
.bashrc ファイルを開きます。
ファイルに次の行を追加します。JDK-directory の部分をJava インストールディレクトリに置き換えます。
export PATH=/usr/java/JDK-directory/bin:$PATH
ファイルを保存し、終了します。
.bashrc ファイルを Linux に強制的に再度読み込ませるには、source コマンドを使用します。通常、このファイルはログインしたときにのみ読み込まれます。
source .bashrc
すべてのユーザーに対して PATH を設定する場合は、bash シェルで root としてログインしてから、ホームディレクトリにある .bashrc ファイルではなく、etc ディレクトリにある .profile ファイルに対して前述の作業を行う必要があることに注意してください。