エージェントは、ユーザーが指定する間隔で登録トラップに送信するように構成できます。パラメータ agentRegisterHoldOff は、最初の登録トラップを送信するときの初期遅延を制御します。デフォルトでは、このパラメータの値は 90 秒です。このパラメータの値を変更するには、ファイル /var/opt/SUNWsymon/cfg/domain-config.x を編集します。たとえば、この値を 120 秒に設定するには、上記ファイルで次のように入力します。
agent = { agentServer = <myHostname> .. agentRegisterHoldOff = 120 } |
このパラメータの値は、最小 60 秒から最大 300 秒の範囲にします。
パラメータ agentRegisterRetry は、なんらかの理由で初期トラップが失われ、構成サーバーが受信できなかった場合に、エージェント登録トラップを再送信するときの間隔を制御します。デフォルトでは、このパラメータの値は 300 秒です。登録トラップが失われた場合、エージェントは構成サーバーが受信するまで、この間隔で登録トラップを再送信します。
このパラメータの値は 300 秒から 900 秒までの間である必要があります。たとえば、この値を 450 秒に設定するには、上記ファイルで次のように入力します。
agent = { agentServer = <myHostname> .. agentRegisterRetry = 450 } |
最小値より小さい値が指定された場合は、最小値 (300 秒) が使用されます。最大値より大きい値が指定された場合は、最大値 (900 秒) が使用されます。値を指定しなかった場合、システムは 300 秒 (デフォルト値) が使用されます。