Sun Java System Directory Server Enterprise Edition 6.2 管理ガイド

言語サブタイプを持つ属性の追加

DSCC を使用してこの作業を実行できます。詳細は、「Directory Service Control Center のインタフェース」と DSCC のオンラインヘルプを参照してください。

属性の言語とふりがなのサブタイプは、ローカライズされた値を特定します。属性に対して言語サブタイプを指定すると、そのサブタイプが属性名に次のように追加されます。


attribute;lang-CC

ここで、attribute は既存の属性タイプを示し、cc は言語を特定する 2 文字の国コードを示します。オプションとして、言語サブタイプにふりがなのサブタイプを追加し、ローカライズされた値の発音表記を指定することもできます。この場合、属性名は次のようになります。


attribute;lang-CC;phonetic

サブタイプを持つ属性に対して処理を行うには、そのタイプを明示的に一致させる必要があります。たとえば、lang-fr の言語サブタイプを持つ属性値を変更する場合は、次の例に示すように、変更操作に lang-fr を含める必要があります。


$ ldapmodify -h host1 -p 1389 -D cn=admin,cn=Administrators,cn=config -w -
Enter bind password:
dn: uid=bjensen,ou=People,dc=example,dc=com
changetype: modify
add: homePostalAddress;lang-fr
homePostalAddress;lang-fr: 34, rue de la Paix

注 –

属性値に ASCII 以外の文字が含まれている場合は、UTF-8 で符号化する必要があります。