override 修飾子を含むポインタ CoS 定義のエントリの作成例を次に示します。
dn: cn=pointerCoS,dc=example,dc=com objectclass: top objectclass: LDAPsubentry objectclass: cosSuperDefinition objectclass: cosPointerDefinition cosTemplateDn: cn=exampleUS,cn=data cosAttribute: postalCode override |
このポインタ CoS 定義のエントリでは、このポインタ CoS が、postalCode 属性の値を生成するテンプレートエントリ cn=exampleUS,cn=data に関連付けられています。override 修飾子が指定されているので、この値がターゲットエントリに存在する場合は、その postalCode 属性値よりも、この値が優先されます。
CoS 属性に operational または override 修飾子を定義すると、CoS 適用範囲内のエントリでは、その属性の「実際」の値に対して書き込み操作を行うことはできなくなります。