Sun Java System Directory Server Enterprise Edition 6.2 管理ガイド

dpconf に対する環境変数の設定

dpconf コマンドには、環境変数によってプリセットできるオプションが必要です。コマンドを使用する際にオプションが指定されていない場合や、環境変数が設定されていない場合は、デフォルト設定が使用されます。環境変数は次のオプションに対して設定できます。

-D userDN

ユーザーバインド DN。環境変数: LDAP_ADMIN_USER。デフォルト: cn=Proxy Manager

-w password-file

ユーザーバインド DN のパスワードファイル。環境変数: LDAP_ADMIN_PWF。デフォルト: パスワード入力用のプロンプトを表示する。

-h host

ホスト名または IP アドレス。環境変数: DIR_PROXY_HOST。デフォルト: localhost

-p LDAP-port

LDAP ポート番号。環境変数: DIR_PROXY_HOST。デフォルト: サーバーインスタンスが root として実行中の場合は 389、サーバーインスタンスが通常のユーザーとして実行中の場合は 1389

-e, --unsecured

dpconf がデフォルトでクリア接続を開くように指定します。環境変数: DIR_PROXY_UNSECURED。この変数が設定されていない場合、dpconf はデフォルトでセキュリティー保護された接続を開きます。

詳細は、dpconf(1M) のマニュアルページを参照してください。