Sun Java System Directory Server Enterprise Edition 6.2 配備計画ガイド

デフォルトのパス

次の表は、このマニュアルで使用されているデフォルトのパスについての説明です。インストールされるファイルの詳細な説明については、次の製品マニュアルを参照してください。

表 P–2 デフォルトのパス

表記 

内容 

デフォルト値 

install-path

Directory Server Enterprise Edition ソフトウェアのベースインストールディレクトリを表します。

ソフトウェアは、この install-path で表されるベースディレクトリ配下のディレクトリにインストールされます。たとえば、Directory Server ソフトウェアは install-path/ds6/ にインストールされます。

dsee_deploy(1M) を使用して ZIP 形式の配布ファイルからインストールする場合、デフォルトの install-path はカレントディレクトリです。install-path は、dsee_deploy コマンドの -i オプションを使用して設定できます。

Java Enterprise System インストーラなどを使用してネイティブパッケージ配布からインストールする場合、デフォルトの install-path は次のいずれかの場所です。

  • Solaris システム: /opt/SUNWdsee/

  • Red Hat システム: /opt/sun/

  • Windows システム: C:\Program Files\Sun\JavaES5\DSEE

instance-path

Directory Server または Directory Proxy Server のインスタンスへのフルパスを表します。

マニュアル内では、Directory Server に関しては /local/ds/ を、Directory Proxy Server に関しては /local/dps/ を使用します。

デフォルトのパスはありません。ただし、インスタンスパスは常にローカルファイルシステム上に存在する必要があります。

推奨されるディレクトリは次のとおりです。 

Solaris システム: /var

Sun Cluster を使用する場合: /global

serverroot

Identity Synchronization for Windows のインストール位置の親ディレクトリを表します。

インストール環境により異なります。Directory Server では serverroot の概念が廃止されている点に注意してください。

isw-hostname

Identity Synchronization for Windows のインスタンスディレクトリを表します。

インストール環境により異なります。 

/path/to/cert8.db

Identity Synchronization for Windows のクライアント証明書データベースのデフォルトのパスおよびファイル名を表します。

current-working-dir/cert8.db

serverroot/isw-hostname/logs/

System Manager、各コネクタ、およびセントラルロガーで使用する、Identity Synchronization for Windows のローカルログのデフォルトパスを表します。

インストール環境により異なります。 

serverroot/isw-hostname/logs/central/

Identity Synchronization for Windows のセントラルログのデフォルトパスを表します。

インストール環境により異なります。