ログファイル作成ポリシーを使用すると、現在のログを定期的に保存し、新しいログファイルを開始することができます。ログファイル作成ポリシーは、Directory Control Center からか、またはコマンド行ユーティリティーを使用して Directory Server と Directory Proxy Server に対して定義できます。
ログファイル作成ポリシーを定義する場合は、次の点を考慮してください。
保持するログの個数
このログ数に達すると、新しいログを作成する前に、フォルダ内のもっとも古いログファイルが削除されます。この値が 1 に設定されていると、ログはローテーションされず、かぎりなく増大します。
各ログファイルの最大サイズ (M バイト単位)
ログファイルがこの最大サイズか、または次の項目で定義される最長有効期間に達すると、そのファイルは保存され、新しいログファイルへのロギングが開始されます。
現在のログファイルを保存する頻度
デフォルトは毎日です。
ログファイルをローテーションする 1 日の中の時間帯
時間に基づいてローテーションすると、各ログファイルが同じ期間をカバーするようになるため、ログの分析や傾向判断などの処理が容易になります。
ログファイルのローテーションを、条件の組み合わせに基づいて行うこともできます。たとえば、ファイルサイズが 10M バイトより大きい場合に「のみ」、23 時 30 分にログをローテーションするように指定できます。
ログファイル作成ポリシーを設定する方法の詳細については、『Sun Java System Directory Server Enterprise Edition 6.2 管理ガイド』の「Directory Server のログの設定」を参照してください。