Sun Java System Directory Server Enterprise Edition 6.2 配備計画ガイド

アプリケーション分離の使用

次の図に示されているシナリオでは、アプリケーション 1 のバグによって Directory Server に障害が発生しています。このプロキシ設定によって、アプリケーション 1 からの LDAP 要求がマスター 1 とマスター 3 にしか送信されないことが保証されます。このバグが発生すると、マスター 1 とマスター 3 に障害が発生します。ただし、アプリケーション 2、3、および 4 は、機能している Directory Server に引き続きアクセスできるため無効になりません。

図 12–5 拡張配備でのアプリケーション分離の使用

図は、Directory Proxy Server がクライアントアプリケーションに基づいて要求を分散しているようすを示しています。