Sun Java System Portal Server Secure Remote Access 7.2 管理ガイド

ブラウザキャッシングの無効化

ゲートウェイコンポーネントは Web ブラウザのみを使用して任意の場所からバックエンド企業データへのセキュリティー保護されたアクセスを提供するため、クライアントが情報をローカルにキャッシュする必要はありません。

ゲートウェイを通じてリダイレクトされるページのキャッシングを無効にするには、そのゲートウェイの platform.conf ファイルの属性を修正します。

このオプションを無効にすると、ゲートウェイのパフォーマンスに影響する場合があります。標準のポータルデスクトップが再表示されるたびに、ブラウザがすでにキャッシュしているイメージを含めページが参照するすべてのデータをゲートウェイで取り出す必要があるためです。ただし、この機能を有効にしても、リモートアクセスされたセキュリティー保護されたコンテンツの足跡は、クライアントサイトでキャッシュとして残りません。この要因がパフォーマンスへの影響よりも重要な意味を持つのは、企業 IT の管理下にないインターネットカフェやその類のリモートロケーションから企業ネットワークにアクセスしている場合です。

「ブラウザキャッシングを無効にする」を参照してください。