この設定では、サービスプロバイダ、ID プロバイダ、共通ドメイン Cookie サービス (CDCS) が同一の企業イントラネットに配備され、ID プロバイダはインターネット DNS (Domain Name Server) に公開されていません。CDCS の使用はオプションです。
この設定では、ゲートウェイは Portal Server であるサービスプロバイダをポイントします。この設定は、Portal Server の複数のインスタンスで有効です。
Portal Server 管理コンソールに管理者としてログインします。
「Secure Remote Access」タブを選択し、属性を変更する適切なゲートウェイプロファイルを選択します。
「ゲートウェイプロファイルを編集」ページが表示されます。
「コア」タブを選択します。
「Cookie 管理を有効」チェックボックスにチェックマークを付けて、Cookie 管理を有効化します。
「セキュリティー」タブを選択します。
「非認証 URL」リストに含まれる /amserver や /portal/dt などの相対 URL を使用するには、「Portal Server」フィールドに Portal Server 名を入力します。次に例を示します。
http:// idp-host:port/amserver/js
http:// idp-host:port/amserver/UI/Login
http://idp-host:port /amserver/css
http://idp-host:port /amserver/SingleSignOnService
http://idp-host:port/amserver/UI/blank
http://idp-host:port /amserver/postLogin
http:// idp-host:port/amserver/login_images
「Portal Server」フィールドに、Portal Server 名を入力します。たとえば、/amserver と入力します。
「保存」をクリックします。
「セキュリティー」タブを選択します。
「非認証 URL」リストに、連携リソースを追加します。次に例を示します。
/amserver/config/federation
/amserver/IntersiteTransferService
/amserver/AssertionConsumerservice
/amserver/fed_images
/amserver/preLogin
/portal/dt
「追加」をクリックします。
「保存」をクリックします。
「非認証 URL」リストに含まれる URL への到達にプロキシが必要な場合は、「配備」タブを選択します。
「ドメインとサブドメインのプロキシ」フィールドに、適切な Web プロキシを入力します。
「追加」をクリックします。
「保存」をクリックします。
端末ウィンドウから、次のコマンドを指定してゲートウェイを再起動します。
./psadmin start-sra-instance –u amadmin – f <password file> –N <profile name>– t <gateway>