ルールセットを作成したら、「URI をルールセットにマップ」フィールドを使用してドメインとルールセットを関連付けます。デフォルトでは、「URI をルールセットにマップ」リストに次の 2 つのエントリが追加されます。
*://*.Sun.COM/portal/*|default_gateway_ruleset
この sun.com はポータルのインストールドメインで、/portal はポータルのインストールコンテキストです。
これは、ドメインが sun.com のポータルディレクトリのすべてのページに default_gateway_ruleset を適用することを指定しています。ほかのすべてのページには、汎用ルールセットが適用されます。default_gateway_ruleset と generic_ruleset はパッケージ内のルールセットです。
標準のポータルデスクトップに表示されるすべてのコンテンツには、それがどこから取得されたかに関係なく default_gateway_ruleset のルールセットが適用されます。
たとえば、URL が yahoo.com のコンテンツを集めるように標準のポータルデスクトップを設定すると仮定します。Portal Server は sesta.com 内にあります。取得されたコンテンツに sesta.com のルールセットが適用されます。
ルールセットを指定するドメインは、「ドメインとサブドメインのプロキシ」リストに含まれている必要があります。
ルールセット内でアスタリスクを使用して、完全修飾 URI または部分 URI をマッピングできます。
たとえば、次のように指定することで、index.html ページに java_index_page_ruleset を適用できます。
www.sun.com/java/index.html/java_index_page_ruleset
または、次のように指定することで、java ディレクトリのすべてのページを java_directory_ruleset に適用できます。
www.sun.com/java/* /java_directory_ruleset