Sun Java System Portal Server Secure Remote Access 7.2 管理ガイド

ProcedureMIME のマッピングを指定する

リライタには、コンテンツタイプ (HTML、JAVASCRIPT、CSS、および XML) に基づいて Web ページを解析するための 4 種類のパーサーがあります。デフォルトでは、これらのパーサーには一般的な MIME タイプが関連付けられています。新しい MIME タイプとこれらのパーサーの関連付けは、ゲートウェイサービスの「パーサーを MIME タイプにマップ」フィールドで行います。これにより、リライタ機能をほかの MIME タイプに拡張できます。

複数のエントリは、セミコロン (;) またはコンマ (,) で区切ります。次に例を示します。

HTML=text/html;text/htm;text/x-component;text/wml; text/vnl/wap.wml

これは、これらの MIME が HTML リライタに送られ、URL の書き換えに HTML ルールを適用することを指定しています。


ヒント –

MIME マッピングリストから不要なパーサーを削除すると、処理速度が向上します。たとえば、特定のイントラネットのコンテンツに JavaScript が含まれないことが確実な場合は、MIME マッピングリストから JavaScript エントリを削除できます。


  1. Portal Server 管理コンソールに管理者としてログインします。

  2. 「Secure Remote Access」タブを選択し、属性を設定するゲートウェイプロファイルを選択します。

  3. 「リライタ」タブを選択します。

  4. 「リライタオプション」の「パーサーを MIME タイプにマップ」をクリックします。

    エントリは HTML=text/html;text/htm の形式で指定します。

  5. 「行を追加」をクリックして、リストにエントリを追加します。「MIME タイプ」フィールドに、パーサー値およびマップ先の対応する MIME 値を入力します。

  6. 「保存」をクリックして終了します。

  7. 端末ウィンドウからゲートウェイを再起動します。


    ./psadmin start-sra-instance –u amadmin – f  <password file> –N <profile name>– t  <gateway>