リライタには、コンテンツタイプ (HTML、JAVASCRIPT、CSS、および XML) に基づいて Web ページを解析するための 4 種類のパーサーがあります。デフォルトでは、これらのパーサーには一般的な MIME タイプが関連付けられています。新しい MIME タイプとこれらのパーサーの関連付けは、ゲートウェイサービスの「パーサーを MIME タイプにマップ」フィールドで行います。これにより、リライタ機能をほかの MIME タイプに拡張できます。
複数のエントリは、セミコロン (;) またはコンマ (,) で区切ります。次に例を示します。
HTML=text/html;text/htm;text/x-component;text/wml; text/vnl/wap.wml
これは、これらの MIME が HTML リライタに送られ、URL の書き換えに HTML ルールを適用することを指定しています。
MIME マッピングリストから不要なパーサーを削除すると、処理速度が向上します。たとえば、特定のイントラネットのコンテンツに JavaScript が含まれないことが確実な場合は、MIME マッピングリストから JavaScript エントリを削除できます。
Portal Server 管理コンソールに管理者としてログインします。
「Secure Remote Access」タブを選択し、属性を設定するゲートウェイプロファイルを選択します。
「リライタ」タブを選択します。
「リライタオプション」の「パーサーを MIME タイプにマップ」をクリックします。
エントリは HTML=text/html;text/htm の形式で指定します。
「行を追加」をクリックして、リストにエントリを追加します。「MIME タイプ」フィールドに、パーサー値およびマップ先の対応する MIME 値を入力します。
「保存」をクリックして終了します。
端末ウィンドウからゲートウェイを再起動します。
./psadmin start-sra-instance –u amadmin – f <password file> –N <profile name>– t <gateway> |