ユーザーガイドの指示に従って、ハードウェアとソフトウェアパッケージをインストールします。次の情報を参照してください。
http://www.sun.com/products-n-solutions/hardware/docs/pdf/816-2450-11.pdf
次のパッチをインストールします。このパッチは http://sunsolve.sun.com から入手できます。114795
certutil、pk12util および modutil というツールがインストールされていることを確認します。
これらのツールは /usr/sfw/bin の下にインストールされます。
ツールが /usf/sfw/bin ディレクトリにない場合は、
Sun Java System の配布メディアから SUNWtlsu パッケージを手動で追加する必要があります。
Solaris_[sparc/x86]/Product/shared_components/
ボードを初期化します。
/opt/SUNWconn/bin/vcadm ツールを実行して Crypto ボードを初期化し、次の値を設定します。
Initial Security Officer Name: sec_officer
Keystore name: sra-keystore
Run in FIPS 140-2 Mode: No
ユーザーを作成します。
vcaadm{vca0@localhost, sec_officer}> create user
New user name: crypta
Enter new user password:
Confirm password:
User crypta created successfully.
キーストアにトークンをマッピングします。
vi /opt/SUNWconn/cryptov2/tokens
次に、このファイルに sra-keystore を追加します。
一括暗号化を有効にします。
touch /opt/SUNWconn/cryptov2/sslreg
Sun Crypto モジュールをロードします。
環境変数 LD_LIBRARY_PATH が /usr/lib/mps/secv1/ をポイントする必要があります。
次のように入力します。
modutil -dbdir /etc/opt/SUNWportal/cert/default -add "Sun Crypto Module" -libfile /opt/SUNWconn/cryptov2/lib/libvpkcs11.so
次のコマンドを実行することで、このモジュールがロードされたことを確認できます。
modutil -list -dbdir /etc/opt/SUNWportal/cert/default
次のコマンドを実行し、ゲートウェイ証明書と鍵を「Sun Crypto モジュール」にエクスポートします。
環境変数 LD_LIBRARY_PATH が /usr/lib/mps/secv1/ をポイントする必要があります。
pk12util -o servercert.p12 -d /etc/opt/SUNWportal/cert/default -n server-cert
pk12util -i servercert.p12 -d /etc/opt/SUNWportal/cert/default -h "sra-keystore"
次のコマンドを実行することで、鍵がエクスポートされたことを確認できます。
certutil -K -h "sra-keystore" -d /etc/opt/SUNWportal/cert/default
/etc/opt/SUNWportal/cert/default/.nickname ファイルでニックネームを変更します。
vi /etc/opt/SUNWportal/cert/default/.nickname
server-cert を sra-keystore:server-cert に置き換えます。
高速化する暗号化方式を有効化します。
端末ウィンドウから、次のコマンドを指定してゲートウェイを再起動します。
./psadmin start-sra-instance -u amadmin -f passwordfile -N profilename -t gateway |
ゲートウェイは、キーストアのパスワードを要求します。
"sra-keystore":crypta:crytpa-password のパスワードまたは Pin を入力します。
ゲートウェイは、ゲートウェイプロファイルの HTTPS ポートとして指定されているポートで、プレーンサーバーソケット (非 SSL) にバインドします。
着信するクライアントトラフィックに対して、非 SSL 暗号化または復号化が行われます。この処理は、アクセラレータ側で行われます。
このモードでは、PDC は機能しません。