Sun Java System Portal Server Secure Remote Access 7.2 管理ガイド

コアコンポーネントの設定

ネットレットを使用することで、インターネットなどのセキュリティーの弱いネットワークで一般的な TCP/IP サービスを安全に実行できます。TCP/IP アプリケーション (Telnet や SMTP など)、HTTP アプリケーション、同じポートを使用するすべてのアプリケーションを実行できます。ネットレットを有効にした場合は、ゲートウェイは着信トラフィックがネットレットトラフィックであるか、または Portal Server トラフィックであるかを判断する必要があります。ネットレットを無効にした場合は、ゲートウェイはすべての着信トラフィックが HTTP トラフィックと HTTPS トラフィックのいずれかであると仮定するため、オーバーヘッドが低減します。ネットレットは、Portal Server でアプリケーションをまったく使用しないことが確実な場合にだけ無効にしてください。

Procedureコンポーネントを設定する

  1. Portal Server 管理コンソールに管理者としてログオンします。

  2. 「Secure Remote Access」タブを選択し、属性を変更するプロファイル名をクリックします。

  3. 「コア」タブを選択します。

  4. 次の属性を変更します。

    属性名 

    説明 

    ネットレット 

    ネットレットサービスを開始する場合は「有効」チェックボックスにチェックマークを付けます。このオプションは、デフォルトで選択されています。 

    プロキシレット 

    プロキシレットサービスを開始する場合は「有効」チェックボックスにチェックマークを付けます。このオプションは、デフォルトで選択されています。 

  5. 端末ウィンドウから、次のコマンドオプションを使用してゲートウェイを再起動します。

    ./psadmin start-sra-instance -u amadmin -f passwordfile -N profilename -t gateway