Sun Java System Portal Server 7.2 管理ガイド

データ段階で使用可能なソース

データ段階では、ロボットがその URL のリソースのコンテンツをダウンロードしているので、記述、作成者などのコンテンツに関するデータにアクセスできます。

リソースが HTML ファイルである場合、ロボットは HTML ヘッダーの <META> タグをパースします。したがって、<META> タグに含まれるデータは、データ段階で使用可能です。

データ段階では、メタデータ段階で使用可能なソースのほかに、次のソースを RAF で使用できます。

表 19–3 データ段階で RAF で使用できるソース

ソース 

説明 

例 

content-charset

リソースが使用する文字セット 

 

content-encoding

エンコードの形式 

 

content-length

リソースのバイト単位のサイズ 

 

content-type

リソースの MIME タイプ 

text/html、image/jpeg

expires

リソースが期限切れになる日付 

 

last-modified

リソースの最終更新日 

 

<META> タグ内のデータ

HTML リソースのヘッダーの <META> タグで提供されるデータ

作成者、記述、キーワード 

<META> タグのデータを除くこれらのすべてのソースは、リソースの取得時に返される HTTP 応答ヘッダーから派生されます。