Sun Java System Portal Server 7.2 管理ガイド

特定のノードへの移動

Portal Server は Access Manager サービスを使用して、アプリケーションとユーザー固有の属性を保存します。LDAP ディレクトリノード (DN) のポータル関連の機能を管理できるようにするため、Portal Server 管理コンソールでは、DN についての詳細がタブの行の下にある水平の帯であるロケーションバーに表示されます。

ロケーションバーを使用すると、次の動作を行うことができます。

ディレクトリ名は、組織、ロール、またはユーザーの名前にできます。

ロケーションバーについて

ロケーションバーには次の機能があります。

Procedure新しいディレクトリノードを設定する

ロケーションバーに追加せずに新しい DN を選択できます。

  1. Portal Server 管理コンソールにログインします

  2. ロケーションバーの隣にある「追加」ボタンを選択します。

  3. 次のいずれかの方法を使用して DN の名前を選択します。

    • ウィンドウに一覧表示された DN を選択する。

    • 「検索」ユーティリティーを使用する。

      1. 検索文字列を入力します。

        ワイルドカード文字を使用できます。

        検索結果は、省略名と対応するディレクトリノードで表示されます。

      2. 「検索」ボタンをクリックします。

  4. 「現在の DN を設定」ボタンをクリックします。

    ウィンドウが閉じ、「選択した」フィールドに新しいディレクトリノードが表示されます。ディレクトリノードは、ロケーションバーの選択肢に追加されません。

Procedureディレクトリノードをロケーションバーの選択肢に追加する

ロケーションバーのメニューにディレクトリノードを追加すると、cookie として保存されるため、ディレクトリノードはセッションが終わるまで同じブラウザで使用できます。

  1. Portal Server 管理コンソールにログインします

  2. 次のいずれかの方法を使用して DN の名前を選択します。

    • 「DN の追加」ボタンを使用する。

      1. 「DN を選択」メニューの隣にある「追加」ボタンをクリックします。

        「DN リストに追加」ポップアップウィンドウが開き、使用可能なディレクトリノードのリストが表示されます。

      2. 目的の DN を選択します。

    • 「検索」ユーティリティーを使用する。

      1. 「検索」メニューを使用してオブジェクトタイプを選択します。

      2. 検索文字列を入力します。

        ワイルドカード文字を使用できます。

        検索結果は、省略名と対応する DN で表示されます。

      3. 目的の DN を選択します。

  3. ディレクトリノードの名前を選択します。

  4. (省略可能) 省略名フィールドを編集して、ドロップダウンメニューに表示されるディレクトリノードの名前を変更します。

  5. 「追加」ボタンをクリックします。

    ディレクトリノードが「DN を選択」メニューに追加されます。

Procedureディレクトリノードをロケーションバーの選択肢から削除する

ロケーションバーに表示されるドロップダウンリストからディレクトリノードを削除できます。ディレクトリノード自体は削除されません。ディレクトリ名を LDAP データベースから削除するには、Access Manager を使用する必要があります。

インストール中に定義されたデフォルトの組織は削除できません。

  1. Portal Server 管理コンソールにログインします

  2. 「DN を選択」ドロップダウンメニューから削除する DN を選択します。

  3. 「DN を選択」ドロップダウンメニューボタンの隣にある「削除」ボタンをクリックします。

    選択したディレクトリノードが削除されます。

Procedureディレクトリノードの情報を表示する

  1. Portal Server 管理コンソールにログインします

  2. 次のいずれかの方法で、ディレクトリノードについての情報を表示します。

    • 「DN の入力」テキストボックスにディレクトリノードの名前を入力し、「ジャンプ」ボタンをクリックする。

    • 「DN を選択」メニューからディレクトリノードの名前を選択する。