WSRP はユーザーカテゴリのコンセプトをサポートしています。これは、プロデューサのサービスの説明に含まれます。ユーザーカテゴリをロールにマッピングすると、ユーザーはコンシューマポータルで定義されているロールをポートレットで定義されているロールにマッピングすることができます。Sun Java System Portal Server は Java System Access Manager のロールをポートレットのロールにマッピングします。これらのロールを、対応する WSRP ユーザーカテゴリにマッピングすることができます。
たとえば、次のような作業を行えます。
ロールの定義は、ポートレットの配備中に行うことができます。
ポートレットで定義されたロールは、プロデューサの Access Manger 内に存在しなければいけません。
次の作業では、Sun Java System Access Manager の amconsole とポートレットにロールが作成されます。
Access Manager コンソールにログインします。
ロールを作成し、そのロールにユーザーを追加します。
ポートレットアプリケーションの webxml に、次のコードを追加します。
<security-role>
<role-name>PS_TEST_DEVELOPER_ROLE<role-name>
</security-role>
ポータルの portlet.xml に次の行を追加します。
<security-role-ref>
<role-name>PS_TEST_DEVELOPER_ROLE<role-name>
<role-link>PS_TEST_DEVELOPER_ROLE<role-link>
</security-role-ref>
ポートレットアプリケーションの war ファイルを作成します。
次のエントリを含むロールファイルを作成します。
cn\=AM_TEST_DEVELOPER_ROLE,o\=DeveloperSample,dc\=india,dc\=sun,dc\=com=PS_TEST_DEVELOPER_ROLE
次のコマンドを使用して、ポートレットを配備します。
/opt/SUNWportal/bin/psadmin deploy-portlet -u amadmin -f ps_password -d "o=DeveloperSample,dc=india,dc=sun,dc=com" -p portal1 -i stockprice-8080 --rolesfile rolesfile TestPortlet.war
ユーザーカテゴリをロールにマッピングするには、次の手順に従います。