Sun Identity Manager 8.1 リリースノート

「スナップショットビュー」の操作

スナップショットを開くと、Identity Manager IDE の右上にある「スナップショットビュー」ウィンドウに結果が表示されます。

スナップショットにはいくつかのデータビューがあり、これらについて次の節で説明します。

「Call Tree」ビュー

「Call Tree」ビューは、システム全体での呼び出し時間と呼び出し回数を表示するツリーテーブルで構成されています。

このツリーテーブルには、次の 3 つの列があります。

「Hotspots」ビュー

「Hotspots」ビューでは、親にかかわらず集計された呼び出し時間が、フラット化されたノードリストに表示されます。

このビューには、次の列があります。

「Back Traces」ビュー

「Back Traces」ビューでは、各ノードが呼び出されたすべての呼び出しチェーンが、逆転した呼び出しスタックに表示されます。

これらの統計を使用すると、そのノードから特定の呼び出しチェーンを削除した場合に、どれだけの時間が節約されるかがわかります。

「Back Traces」ビューにアクセスするには、ほかのスナップショットビューのいずれかでノード (「ルートノード」と呼ばれる) を右クリックし、ポップアップメニューから「Show Back Traces」を選択します。


注 –

「Back Traces」ビューの「Time」および「Invocations」のデータ値は少し意味が異なります。


「Callees」ビュー

「Callees」ビューでは、親チェーンにかかわらず集められた、ノード (「ルートノード」と呼ばれる) の呼び出しツリーが表示されます。

これらの統計は、問題のある領域がマスター呼び出しツリー全体のさまざまな部分から呼び出されている場合に、そのノードの全体的なプロファイルを確認するのに役立ちます。

「Callees」ビューにアクセスするには、ほかのスナップショットビューのいずれかでノード (「ルートノード」と呼ばれる) を右クリックし、ポップアップメニューから「Show Callees」を選択します。


注 –

「Callees」ビューで使用される「Time」および「Invocations」のデータ値の意味は、「Call Tree」ビューで使用されるものと同じです。