説明
Access Manager 7.1.1 から OpenSSO 8.0 へ移行したあと、Portal Server 7.1u2 は Portal Server と Access Manager を別のノードに配備すれば正しく機能しますが、同じノード上に配備すると機能しなくなります。Portal Server を正しく初期化できず、次のエラーがサーバーログに表示されます。
[#|2009-03-23T19:06:37.004+0100|SEVERE|sun-appserver2.1|javax.enterprise.system. container.web|_ThreadID=10;_ThreadName=main;_RequestID=00e6500a-e66c-42f4-9f06-6 afdace1a2d8;|WebModule[/surveys]PWC1275: Exception sending context initialized e vent to listener instance of class com.sun.faces.config.ConfigureListener java.lang.NoClassDefFoundError: com/iplanet/sso/SSOException |
この障害が発生する原因は、OpenSSO Enterprise と Access Manager の AM SDK コンポーネントが同じ Web コンテナ (Application Server/GlassFish) 内に共存できないこと、さらに Portal Server が AM SDK コンポーネントを必要としていることにあります。
このバグの詳細は、次の URL を参照してください。
解決法
OpenSSO は、パッケージベースの AM SDK をサポートしません。AM SDK ベースのインストールには、直接アップグレードできるパスはありません。推奨される回避方法は、次のとおりです。
Application Server 8.2 で実行されている Portal Server/AM SDK をそのままにします。
新しい GlassFish Enterprise Server v2.1 をインストールし、Access Manager 7.1 と同じ Directory Server Enterprise Edition を指し示すこの GlassFish インスタンスに /amserver で OpenSSO を配備します。
Portal Server/AM SDK を、別のポート上にある OpenSSO に向けて構成し直します。