説明
ほかのアプリケーション (OpenSSO 8、Access Manager Server 7 や一部のサンプルアプリケーションなど) がすでにインストールされている GlassFish (v2.1) ドメインに、Web Space Server を配備したあと、これらのアプリケーションにアクセスできなくなることがあります。
問題は、Web Space Server がサーブレットコンテキストのルート (/) を継承するため、すべての Web 参照がポータルインフラストラクチャーを介してリダイクレトされることです。この問題は、Web Space Server のあとに GlassFish へ配備されたアプリケーションには起こりません。つまり、Web Space Server に関するアプリケーションの配備順序が重要になります。
解決法
配備中は、デフォルトのコンテキストルートである「/」を、次のように別のコンテキストルートで指定すれば変更できます。
asadmin deploy -contextroot /foo |
これを実行する場合は、portal-ext.properties にある portal.ctx 構成パラメータが一致するように設定しなくてはなりません。詳細は、『Sun GlassFish Web Space Server 10.0 Administration Guide』の「Portal Context」を参照してください。