次の機能は、今後のリリースで使用されなくなります。
メッセージベースの監視
メッセージベースの監視では、ブローカの設定可能なメトリックスメッセージプロデューサを利用して、メトリックデータを JMS メッセージに書き込みます。この JMS メッセージは、メッセージに含まれているメトリック情報の種類に応じてメトリックトピック送信先に送信されます。このメトリック情報にアクセスするには、適切なメトリックトピック送信先へのサブスクライブ、そのメッセージの消費、および必要に応じたデータ処理を行うクライアントアプリケーションを記述します。
メッセージベースの監視機能の代わりに、MQ 4.0 で導入された JMX 管理 API が使用されるようになっています (「JMX 管理 API のサポート」を参照)。この JMX API は、より包括的 (トピック送信先に書き込まれるよりも多くのメトリックデータが含まれる) であり、JMX 業界標準に基づいています。
メッセージキュー で JMX API がサポートされている現在、あえてメッセージベースの監視を使用する理由はありません。メッセージベースの監視機能に関する情報は、この機能が正式に使用されなくなるまで メッセージキュー ドキュメントに残されます。
テキストベースのインストーラ
メッセージキュー インストーラのテキストモード (installer -t) は、すべてのオペレーティングシステムプラットフォームで使用できなくなります。テキストモードでは、端末ウィンドウにグラフィカルユーザーインタフェース (GUI) モードの表示をシミュレートするプレーンテキストが表示されます。GUI モードおよびサイレントモードのサポートは継続されます。
プラットフォームサポート
今後のリリースでは、Windows 2000 と Red Hat Linux 3 はサポートされなくなります。
JMSRA リソースアダプタ
メッセージキュー のリソースアダプタ imqjmsra.rar (JMSRA) は、今後の メッセージキュー のリリースで新しいリソースアダプタに置き換えられます。JMSRA は、メッセージキュー と Sun Java System Application Server を統合するために使用されます。
新しいリソースアダプタは、JMSRA の既存の機能とほかの Sun JMS リソースアダプタの機能を組み合わせて、Java EE 5 Application Server 環境で メッセージキュー やほかのプロバイダに特別なサポートを提供します。したがって、メッセージキュー を Sun GlassFish Enterprise Server および Sun Java Composite Application Platform Suite (Java CAPS) に統合するために使用される予定です。