このリファレンスでは、データのストリーミングをサポートするコンストラクトが追加された、SQLに基づく問合せ言語であるOracle Continuous Query Language(Oracle CQL)について詳細に説明します。Oracle CQLを使用すると、Oracle CEPを使用して複合イベント処理(CEP)を実行する、データ・ストリームに対する問合せを表現できます。Oracle CQLは新しいテクノロジですが、SQL99のサブセットに基づいています。
Oracle CEP(以前のWebLogic Event Server)は高性能なイベント駆動型アプリケーション開発用のJavaサーバーです。Equinox OSGiに基づく軽量なJavaアプリケーション・コンテナで、ビジネス業務管理の効率性と有効性を向上するため、機能豊富な宣言の環境を提供するOracle CEPサービス・エンジンなどの共有サービスを使用します。このサービスは、データのストリーミングをサポートするコンストラクトが追加された、SQLに基づく問合せ言語であるOracle Continuous Query Language(Oracle CQL)を基盤としています。Oracle CEPでは、JRockit Real Timeを使用して非常に高いスループットとマイクロ秒の待機時間がサポートされ、完全にリアルタイムなエンドツーエンドのJavaイベント駆動アーキテクチャ(EDA)開発プラットフォーム用のOracle CEP VisualizerおよびOracle CEP IDE for Eclipse開発ツールが用意されています。
このドキュメントは、Oracle CQLのすべてのユーザーを対象としています。
オラクル社は、障害のあるお客様を含めたすべてのお客様に、オラクル社の製品、サービスおよびサポート・ドキュメントをご利用いただけることを目標としています。 オラクル社のドキュメントには、ユーザーが障害支援技術を使用して情報を利用できる機能が組み込まれています。 HTML形式のドキュメントで用意されており、障害のあるお客様が簡単にアクセスできるようにマークアップされています。 標準規格は改善されつつあります。オラクル社はドキュメントをすべてのお客様がご利用できるように、市場をリードする他の技術ベンダーと積極的に連携して技術的な問題に対応しています。 オラクル社のアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイトhttp://www.oracle.com/accessibility/
を参照してください。
ドキュメント内のサンプル・コードのアクセシビリティについて
スクリーン・リーダーは、ドキュメント内のサンプル・コードを正確に読めない場合があります。 コード表記規則では閉じ括弧だけを行に記述する必要があります。しかしJAWSは括弧だけの行を読まない場合があります。
外部Webサイトのドキュメントのアクセシビリティについて
このドキュメントにはオラクル社およびその関連会社が所有または管理しないWebサイトへのリンクが含まれている場合があります。 オラクル社およびその関連会社は、それらのWebサイトのアクセシビリティに関しての評価や言及は行っておりません。
Oracleサポートへのアクセス
Oracleのお客様は、My Oracle Supportから電子サポートにアクセスできます。詳細は、http://www.oracle.com/support/contact.html
にアクセスしてください。障害のあるお客様は、http://www.oracle.com/accessibility/support.html
にアクセスしてください。
詳細は、次のドキュメントを参照してください。
Oracle CEPスタート・ガイド
Oracle CEP管理者ガイド
Eclipse用Oracle CEP開発者ガイド
Oracle CEP Visualizerユーザーズ・ガイド
Oracle CEP Java APIリファレンス
Oracle CEP EPL言語リファレンス
『Oracle Database SQL言語リファレンス』
SQL99仕様(ISO/IEC 9075-1:1999、ISO/IEC 9075-2:1999、ISO/IEC 9075-3:1999およびISO/IEC 9075-4:1999)
Oracle CEPフォーラム: http://forums.oracle.com/forums/forum.jspa?forumID=820
Oracle CEPサンプル: http://www.oracle.com/technologies/soa/complex-event-processing.html
Oracle Event Driven Architecture Suiteのサンプル・コード: http://www.oracle.com/technology/sample_code/products/event-driven-architecture
このドキュメントでは次の表記規則を使用します。
規則 | 意味 |
---|---|
太字 | 太字は、操作に関連するGraphical User Interface要素、または本文中で定義されている用語および用語集に記載されている用語を示します。 |
斜体 | イタリックは、ユーザーが特定の値を指定するプレースホルダー変数を示します。 |
固定幅フォント |
固定幅フォントは、段落内のコマンド、URL、サンプル内のコード、画面に表示されるテキスト、または入力するテキストを示します。 |
このドキュメントには、Oracle CQL、SQL、PL/SQLまたはその他のコマンドライン・コンストラクトのグラフィカル形式またはバッカス・ナウア記法(BNF)による構文説明が含まれています。これらの説明の解釈方法については、『Oracle Database SQL言語リファレンス』の構文の図の解釈方法に関する項を参照してください。