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Oracle® Fusion Middleware Oracle Reports ServicesレポートWeb公開ガイド
11g リリース1(11.1.1)
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18.12 キャッシュからのレポート出力の再使用

レポートを実行すると、レポート出力のコピーがOracle Reports Servicesのキャッシュに保存されます。その後で、同じキャッシュ・キーを使用する同一のレポートが実行されると、現行リクエストは重複ジョブとして認識されます。

次に、Reportsのキャッシュ機能の効果的な使用例をいくつか紹介します。

Oracle Reports Servicesのキャッシュの結果は永続的です。Reports Serverを停止してから再起動すると、以前のキャッシュ結果がすべて復元され、再び使用できます。

18.12.1 使用上の注意

キャッシュのサイズは、Reports Queue Manager(Windowsの場合はrwrqm、Solarisの場合はrwrqv.sh)またはサーバー構成ファイル(rwserver.conf)のcache要素により設定できます。Reports Serverでは、キャッシュ・ファイルの合計サイズを設定サイズ以下に保つために、最も古いキャッシュ・ファイルを削除します。さらに、Reports Queue Managerを使用してキャッシュを空にすることもできます。

キャッシュの設定の詳細は、Reports Queue Managerのオンライン・ヘルプおよび第8章「Oracle Reports Servicesの構成」を参照してください。