15.10 FormsおよびReportsのセキュリティに関する推奨事項

ReportsおよびFormsを使用するアプリケーションには、次のセキュリティ・モデルをお薦めします。

ReportsでPortalベース・セキュリティを使用している場合

• FormsとReportsを同じOracle Internet Directoryに関連付けることをお薦めします。

  詳細は、「インプロセス・サーバー用の外部Oracle Internet Directoryの構成」および「スタンドアロン・サーバー用の外部Oracle Internet Directoryの構成」を参照してください。

• Single Sign-Onを有効にすることをお薦めします。

  次の手順に従って、Single Sign-Onを有効にします。

  1. Oracle Enterprise Managerにログインします。

  2. 「Reportsアプリケーション」ページにナビゲートします。

  3. 「レポート」メニューから「管理」→「拡張構成」を選択します。

     「Reportsアプリケーション拡張構成」ページが表示されます。

  4. 「Reportsセキュリティ」ウィンドウで、「シングル・サインオンの有効化」チェック・ボックスを選択します。

  5. 「適用」をクリックします。

ReportsでJAZNセキュリティを使用している場合

ReportsでJPSベースのセキュリティを使用している場合、デフォルトでインプロセス・サーバーは、IDストアとしてのWebLogic Serverの埋め込みIDストアおよび、XMLベース・ポリシー・ストアを使用します。スタンドアロン・サーバーはJAZN-XMLを使用します。Formsでは、セキュリティにOracle Internet Directoryベースの認証を使用します。このシナリオでは、次のようになります。

• Oracle Internet DirectoryベースのIDストアを使用するようにReportsを構成することをお薦めします。FormsおよびReportsは、同じOracle Internet Directoryを使用する必要があります。

  外部Oracle Internet Directoryの構成の詳細は、「インプロセス・サーバー用の外部Oracle Internet Directoryの構成」および「スタンドアロン・サーバー用の外部Oracle Internet Directoryの構成」を参照してください。

• レポート・ポリシーをJAZN-XMLからJAZN-OIDに移行することをお薦めします。FormsおよびReportsは、同じOracle Internet Directoryを使用する必要があります。

• Single Sign-Onを有効にすることをお薦めします。

  次の手順に従って、Single Sign-Onを有効にします。

  1. Oracle Enterprise Managerにログインします。

  2. 「Reportsアプリケーション」ページにナビゲートします。

  3. 「レポート」メニューから「管理」→「拡張構成」を選択します。

     「Reportsアプリケーション拡張構成」ページが表示されます。

  4. 「Reportsセキュリティ」ウィンドウで、「シングル・サインオンの有効化」チェック・ボックスを選択します。

  5. 「適用」をクリックします。