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Oracle® Fusion Middleware Oracle Reportsチュートリアル
11gリリース1(11.1.1)
B61377-01
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6 Webレポートのグラフの作成

予想完了時間: 15分

この章では、図6-1に示すように、グラフ・ウィザードを使用してグラフを作成し、管理者が従業員の給与を表示できるようにする方法や、特定の部門での各従業員の補償率を示す方法を説明します。

グラフ・ウィザードの使用方法をすでにご存知の場合は、クイック・リファレンス・ガイドとして付録A「グラフ・ウィザードのエントリ」を参照してください。

図6-1 JSPベースのWebレポートへのグラフの追加

この後にgraph_xg.gifの説明があります
「図6-1 JSPベースのWebレポートへのグラフの追加」の説明

6.1 Reports Builderでのレポートのソースのオープン

Reports BuilderでWebソースをオープンするには

  1. オブジェクト・ナビゲータで、ファイルemprev_自分のイニシャル.jspがオープンしていることを確認します。


    注意:

    JSPベースのWebレポートをまだ作成していない場合は、empreva.jspという名前の提供されたファイルをオープンします。

  2. オブジェクト・ナビゲータで、レポート名の下の「Webソース」アイコンをダブルクリックして、Webソース・ビューでソース・コードを表示します。

  3. Webソース・ビューで、「編集」「検索と置換」をクリックし、次のテキストを見つけて削除します。

    Replace this text with the Graph in Chapter 6 of the Tutorial.
    

6.2 グラフ・ウィザードを使用したグラフの作成

この項では、グラフ・ウィザードを使用して、グラフのJSPコードおよびXMLコードをWebレポートのWebページに挿入します。手順では、必要なグラフの種類、X軸およびY軸の定義を選択する方法を説明します。グラフは、第2.2項「データ・ウィザードによる、サンプルWebページへのデータの追加」で作成した問合せに基づくものにします。

グラフ・ウィザードの使用方法をすでにご存知の場合、グラフ・ウィザードのエントリについては、付録A「クイック・リファレンス・ガイド」を参照してください。

グラフを作成するには

  1. カーソルがテキストを削除した場所にあることを確認し、「挿入」「グラフ」を選択して、グラフ・ウィザードを表示します。

    図6-2 Webソースへのグラフの挿入

    この後にgraph_add_sm.gifの説明があります
    「図6-2 Webソースへのグラフの挿入」の説明

  2. 「ようこそ」ページが表示される場合は、「次へ」をクリックします。

  3. グラフ・ウィザードの次のページで、様々なグラフ形式を選択できます。単純なレポートとして、棒グラフを選択します。

    グラフ・ウィザードで、デフォルトのグラフ・タイプ(棒グラフ)が選択されていることを確認し、「次へ」をクリックします。

  4. EMPLOYEE_ID「X軸項目」リストに移動し、「次へ」をクリックします。

  5. SALARY「Y軸データ」リストに移動し、「次へ」をクリックします。

  6. 「レイアウト」ページで、EMPLOYEE_IDフィールドを「グループ」フィールドから「棒」フィールドにドラッグし、「次へ」をクリックします。

  7. 「グラフ・タイトル」ページで、「タイトルの表示」を選択し、最初のテキスト・ボックスで「Employees by Salary」と入力して、「次へ」をクリックします。

  8. 「凡例の表示」が選択されていることを確認します。

  9. 「位置」リストから、「右」を選択し、「次へ」をクリックします。

  10. 「X軸タイトルの表示」フィールドで、「Employees」と入力し、「次へ」をクリックします。


    注意:

    「X軸タイトルの表示」は、フィールドにテキストを入力すると自動的に選択されます。

  11. 「Y1軸タイトルの表示」フィールドで、「Salaries」と入力し、「次へ」をクリックします。

  12. グラフ・ウィザードのページの一番下で、「行1」「色」をクリックし、濃いピンクなどの別のカラーを選択します。

    必要に応じて、他の行のカラーも選択します。

  13. 「終了」をクリックします。


    注意:

    「終了」のかわりに「次へ」をクリックすると、グラフ・ウィザードに別のページが表示され、グラフにハイパーリンクを追加できます。このチュートリアルではグラフにハイパーリンクを使用しないので、そのまま「終了」をクリックします。グラフ・ウィザードやグラフ・ハイパーリンクの使用方法の詳細は、『Getting Started with Oracle Reports』の「Examples」ページを参照してください。ここで、グラフ・ハイパーリンクを使用した例が紹介されています。

  14. ツールバーの「Webレイアウトを実行」ボタンをクリックして、Webブラウザでレポートをプレビューします。


    注意:

    デフォルトのブラウザとしてNetscape 7.0を使用し、ブラウザにレポートが表示されない場合は、レジストリキーHKEY_CURRENT_USERS\Software\Oracle\Toolkit\Tkbrowserをブラウザのデフォルトの場所に設定します。BrowserNameおよびBrowserPathのキーに正しい値が指定されていることを確認してください。たとえば、BrowserName=Netscape 7BrowserPath=C:\Program Files\Netscape\Netscape\Netscp.exeになります。

    レポートは、図6-3のように表示されます。

    図6-3 グラフを含むJSPベースのWebレポート

    この後にfinal_sm.gifの説明があります
    「図6-3 グラフを含むJSPベースのWebレポート」の説明

6.3 新しいグラフを含むレポートの保存

別のファイル名でレポートを保存すると、チュートリアル用に提供したレポートと結果を比較できます。これにより、必要に応じて、前の章の結果に戻ることもできます。

  1. 「ファイル」「別名保存」を選択します。

  2. 「保存」ダイアログ・ボックスで、名前をemprevb_自分のイニシャル.jspに変更し、「保存」をクリックします。

6.4 まとめ

お疲れ様でした。JSPベースのWebレポートにグラフが追加されました。この章では、グラフ・ウィザードを使用してグラフを設計し、Webレポートに追加する方法について学習しました。

結果を確認するには、第7章「グラフのソース・コードの確認」に進みます。

このWebレポートにJSPパラメータ・フォームを追加する方法の詳細は、『Oracle Reportsレポート作成ガイド』を参照してください。このレポートをWebに配布する方法の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Reports ServicesレポートWeb公開ガイド』を参照してください。