「影響」ダイアログ

オブジェクト(ビジネスエリア、フォルダ、アイテム、アイテム・クラス、結合、条件、階層)のリフレッシュまたは削除を行った場合の他オブジェクトに与える影響の度合いを計るには、このダイアログを使用します。

表示される情報に基づき、オブジェクトに対して現行操作を安全に実行できるかどうかを判断できます。

詳細は、次の項目を参照してください。

タイプ

この列を使用して、現行操作の影響を受ける可能性のある依存EULオブジェクトを表示します。ここにリストされる可能性のあるEULオブジェクトは、ワークブック、スケジュール・ワークブック、サマリー・フォルダ、ビジネスエリア、フォルダ、アイテム、結合、条件およびアイテム・クラスなどがあります。

行を選択すると、現行操作がEULオブジェクトに与える影響を示すテキストが表示されます。

次の表は、ワークブック、サマリー・フォルダまたはその他のEULオブジェクトが、現行操作の影響を受ける場合に表示されるメッセージを示しています。

オブジェクト	「影響」ダイアログに表示されるメッセージ
確実に影響を受けるワークブック	削除しているオブジェクトはこのワークブックで参照されています。
影響を受ける可能性があるワークブック	ワークブックが影響を受ける可能性があります。ワークブックを一度開いて、現行のEULと同期させてください。
サマリー	削除する前に、サマリーからこのオブジェクトを削除してください。
アイテム・クラス	このオブジェクトは更新されます。
その他すべてのEULオブジェクト	削除されます。

名前

この列を使用して、現行操作の影響を受ける可能性のあるEULオブジェクトの名前を表示します。

注意

EULオブジェクトをリフレッシュまたは削除しても、このオブジェクトに依存するワークブックはリフレッシュまたは削除されません。しかし、依存ワークブックを持つEULオブジェクトを削除した場合は、その後のワークブックの使用に影響があります。
「影響」ダイアログには、データベースに保存されている依存ワークブックが表示されます。ローカルに保存されているワークブックに依存性がある場合、このようなワークブックは「影響」ダイアログに表示されません。
依存サマリー・フォルダを持つEULオブジェクトは削除されません。このようなサマリー・フォルダは最初に手動で削除する必要があります。サマリー・フォルダの削除は、ワークエリアの「サマリー」タブで行います(詳細は、「サマリー・フォルダの削除方法」を参照)。