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Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Discoverer Desktopユーザーズ・ガイド
11gリリース1 (11.1.1)
E51908-01
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3 データのグラフ表示

Discoverer Desktopでは、データを分析してグラフィカルに表現できるように、テーブルとクロス集計をグラフやチャートに変換できます。テーブルとクロス集計のグラフとチャートは、結果を表現する場合に特に有効です。

この章では、データをグラフに表示する方法を説明します。

この章の項目は次のとおりです。

3.1 グラフの機能

次の図に、テーブルとその変換結果であるグラフを示します。このサンプルは棒グラフを示していますが、他にも各種のスタイルを使用できます。

図3-1 ワークシート・テーブルとそのグラフ

図3-1についてはこの前後の文章で説明します

図3-1の要点:
a. テーブル・フォーマットのワークシート。
b. ワークシート内のデータのグラフ。縦棒は、それぞれテーブルの各行に対応します。この例では、縦棒はそれぞれ1999年のある地域の「Profit SUM」を表します。
c. グラフの凡例。縦棒はそれぞれ異なる色で表されます。

ワークシート・データをグラフとして表示する手順は、次のとおりです。

  1. グラフとして表示するワークシートを開きます。

  2. 「グラフ」「表示」を選択するか、ワークシート・ツールバーの「グラフ」ボタンをクリックします。

    グラフを初めて表示するときには、グラフ・ウィザードに表示される指示に従ってグラフの機能を定義できます。ワークシートのグラフ表現が「グラフ」ウィンドウに表示されます。

  3. グラフの作業を完了後に、「グラフ」ウィンドウの「閉じる」ボタンをクリックします。また、「グラフ」ウィンドウの「最小化」ボタンをクリックする方法もあります。

グラフを閉じても、デザイン上の機能は保持されます。次にグラフを開くと、同じ体裁で表示されます。

図3-2に、典型的なグラフの機能を示します。

図3-2 「グラフ」ウィンドウ

図3-2についてはこの前後の文章で説明します

図3-1の要点:
a. ツールバー: グラフを操作するには、ツールをクリックします。データの色やパターンを変更する場合は、色またはパターンをクリックしてグラフにドラッグします。色やパターンをスクロールする場合は、矢印をクリックします。
b. Y軸のスケール: 元のテーブルまたはクロス集計のデータに適したスケールが表示されます。スケールをリセットして小数点を追加できます。
c. タイトル: グラフに追加できるラベル。タイトルには、「上」、「左」、「右」および「下」の4つの位置があります。
d. 上タイトル
e. 凡例: データの色とラベル。
f. データ: データのグラフィカルな表示(前述の図では3D表示の棒グラフ)。

3.1.1 「グラフ」ツールバー

グラフで作業するには、ワークシート・ウィンドウの「グラフ」メニューまたは「グラフ」ウィンドウの「グラフ」ツールバーを使用します。「グラフ」ツールバーの表示と非表示を切り替えるには、「グラフ」「ツールバー」を選択します。次の図に、「グラフ」ツールバーのアイコンを示します。

図3-3 「グラフ」ツールバー

図3-3についてはこの前後の文章で説明します

図3-3の要点:
a. グラフをクリップボードにコピー: 現行のグラフをWindowsクリップボードにコピーします。
b. 印刷: コンピュータのプリンタに、そのデフォルト設定を使用してグラフを出力します。グラフが大きすぎて1ページに収まらない場合は、必要に応じて複数のページに印刷されます。また、「グラフ」「印刷」を選択し、現行のページをDiscoverer Desktopの印刷設定で印刷することもできます。
c. 新しいグラフの種類: 新しい種類のグラフを選択するためのドロップダウン・リストが表示されます。
d. ラベルの表示/非表示: グラフのX軸に沿って表示される行番号に対応するラベルのリストを表示または非表示にします。「グラフ」「X軸ラベル」を選択する方法もあります。
e. 凡例の表示/非表示: グラフの凡例を表示または非表示にします。「グラフ」「凡例」を選択する方法もあります。
f. グラフの変更: グラフの編集およびフォーマットのためのダイアログ・ボックスが表示されます。このダイアログ・ボックスのオプションは、グラフ・ウィザードに表示されるものと同じです。「グラフ」「グラフの編集」を選択する方法もあります。

図3-4 グラフの色とパターン

図3-4についてはこの前後の文章で説明します

図3-4の要点:
a. スクロールすると、他の色が表示されます。
b. 色を変更するには、色をクリックしてグラフの一部にドラッグします。
c. スクロールすると、他のパターンが表示されます。
d. パターンを変更するには、パターンをクリックしてグラフの一部にドラッグします。

注意: 「グラフ」ウィンドウでは、ステータス・バーの表示と非表示を切り替えることもできます。「グラフ」「ステータス・バー」を選択します。

3.2 グラフの作成

グラフ・ウィザードに表示される指示に従って、グラフを作成します。これらのダイアログ・ボックスが表示されるのは、テーブルまたはクロス集計のグラフを初めて作成する場合のみです。後でグラフに変更を加えるには、「グラフ」ツールバーの「グラフの変更」ボタンを使用します。

グラフ・ウィザードで新規のグラフを作成する手順は、次のとおりです。

  1. グラフとして表示するワークシートを開きます。

  2. 「グラフ」「新規グラフ」を選択するか、ワークシート・ツールバーの「グラフ」ボタンをクリックします。

    グラフ・ウィザードのダイアログ・ボックスが表示されます。

    図3-5 「新規グラフの作成: ステップ1」

    図3-5についてはこの前後の文章で説明します
  3. グラフの種類を1つ選択します。スクロールすると、他の選択肢が表示されます。

    ボックス下部の説明を展開するには、テキストにポインタを置きます。

  4. 「次へ」をクリックします。

    図3-6 「新規グラフの作成: ステップ2」

    図3-6についてはこの前後の文章で説明します
  5. グラフ・フォーマットを1つ選択します。スクロールすると、他の選択肢が表示されます。

  6. 「次へ」をクリックします。

    図3-7 「新規グラフの作成: ステップ3」

    図3-7についてはこの前後の文章で説明します
    • グラフにタイトルを追加するには、該当するボックスにタイトルを入力します。タイトルの表示位置については、図3-2を参照してください。

    • グラフに凡例を追加するには、「凡例の表示」チェック・ボックスを選択します。

    • 軸ラベルのフォーマットを設定するには、各機能の隣にあるフォーマット用のボタンをクリックして、その要素の「フォント」ダイアログ・ボックスを表示します。

    図3-8 「フォント」ダイアログ・ボックス

    図3-8についてはこの前後の文章で説明します

    フォント・オプションを選択して「OK」をクリックします。フォーマットを個別に設定する場合は、各要素に対してこの手順を繰り返します。

  7. 「新規グラフの作成」ウィザード・ダイアログ・ボックスで「次へ」をクリックします。

    図3-9 「新規グラフの作成: ステップ4」

    図3-9についてはこの前後の文章で説明します
  8. グラフ上のデータに関するオプションを選択します。

    Y軸のスケール: 「最小値」および「最大値」ボックスに数値を入力して、Y軸の上限と下限を設定します。通常、「最小値」は0 (ゼロ)です。「最大値」は、通常は最大のデータ・ポイント値よりも大きく設定します。

    小数点以下の桁数: Y軸スケール上の小数点以下の桁数を入力します。たとえば、「2」と入力すると、スケールの数値は100.00と表示されます。

    グリッド線の表示: 各オプションをクリックして、グラフの背景にグリッド線を表示します。

    系列: どちらか一方のオプションを選択します。

    • : X軸に行が表示され、グラフに各行のデータが表示されます。

    • : X軸に列が表示され、グラフに各列のデータが表示されます。

  9. 「終了」をクリックします。「グラフ」ウィンドウに新しいグラフが表示されます。

3.2.1 グラフ・データの更新

グラフを手動で更新する必要はありません。テーブルおよびクロス集計でデータを分析すると、分析の一部として追加表示されるデータがグラフに自動的に追加され、次回グラフとともに表示されます。

たとえば、データのパーセントを示す列を表示すると、その列のデータはグラフのデータ・ポイントとなります。同様に、列をページ軸にピボットすると、グラフが自動的に更新されて変更内容が反映されます。

3.3 グラフの変更

グラフを変更する手順は、次のとおりです。

  1. 「グラフ」ウィンドウのツールバーの「グラフの変更」ツールをクリックするか、「グラフ」「グラフの編集」を選択します。

    • 「グラフ」「グラフの編集」を選択すると、グラフを変更するためのグラフ・ウィザードの最初のダイアログ・ボックスが表示されます。このダイアログ・ボックスのオプションは、元の「グラフ・ウィザード」ダイアログ・ボックスの場合と同じです。表示される各ダイアログ・ボックスで、元のグラフの作成時と同じ方法でグラフを変更できます。

    • 「グラフの変更」ツールをクリックすると、グラフを変更するためのダイアログ・ボックスが表示されます。

    図3-10 「グラフの変更」ダイアログ・ボックス

    図3-10についてはこの前後の文章で説明します

    ダイアログ・ボックス上部のタブの機能は、最初にグラフ作成に使用した「グラフ・ウィザード」ダイアログ・ボックスと同じです。

    ここでは「オプション」タブが選択されています。前述の図のオプションを図3-9と比較してください。どちらにも同じオプションが用意されていることがわかります。

  2. 「タイプ」「フォーマット」「タイトルと凡例」および「オプション」の各タブを使用し、必要に応じてグラフの詳細を変更します。

  3. 「OK」をクリックします。

    前述の「グラフの変更」ダイアログ・ボックスでY軸スケールを変更する方法以外に、「グラフ」「スケール」を選択する方法もあります。表示されるダイアログ・ボックスには追加のオプションがあり、Y軸スケールの単位の設定、Y軸スケールの線形表示または対数表示、表示されるデータ・ポイント間のギャップ・サイズの設定ができます。

3.3.1 新しいグラフの種類の選択

グラフの種類を新たに選択する手順は、次のとおりです。

  1. 「グラフ」ウィンドウで、ツールバーの「新しいグラフの種類」ボタンをクリックします。

    新しいグラフの種類を選択するためのダイアログ・ボックスが表示されます。

    図3-11 「新しいグラフの種類」のドロップダウン・リスト

    図3-11についてはこの前後の文章で説明します
  2. 新しいグラフの種類をクリックします。グラフがその種類に変更されます。

    グラフの現行の種類から変更しない場合は、「グラフ」ウィンドウをクリック(ドロップダウン・リストをオフに)してリストを閉じます。

    次のサンプルに、同じデータを表示する2種類のグラフを示します。

    図3-12 横棒グラフ

    図3-12についてはこの前後の文章で説明します

    図3-13 3D立方体グラフ

    図3-13についてはこの前後の文章で説明します

3.3.2 グラフの凡例とX軸ラベルの表示

ツールバーのボタンをクリックして、凡例とX軸ラベルの表示と非表示を切り替えることができます。

凡例とX軸ラベルを表示する手順は、次のとおりです。

  1. 「グラフ」ウィンドウのツールバーにある「凡例の表示/非表示」および「ラベルの表示/非表示」ボタンをクリックします。また、「グラフ」|「凡例およびグラフ」|「X軸ラベル」を選択する方法もあります。

    注意: これらのボタンとコマンドでは、オンとオフを切り替えます。つまり、ボタンをクリックするとデータが表示され、もう一度クリックするとデータが非表示になります。

    次の図に、元のテーブルまたはクロス集計の行からの凡例とX軸ラベルを表示するサンプル・グラフを示します。

    図3-14 凡例とX軸ラベルを表示するグラフ

    図3-14についてはこの前後の文章で説明します

    図3-14の要点:
    a. テーブルの各行は棒グラフに縦棒として表されます。
    b. X軸ラベル。
    c. 凡例はテーブルの行に対応します。

3.3.3 ウィンドウとグラフのサイズ変更

グラフのタイプと表示されるデータの量によっては、グラフまたはそのウィンドウのサイズ変更が必要になる場合があります。ウィンドウとグラフのほとんどの部分はサイズを変更できます。

ウィンドウまたはグラフを選択してサイズを変更する手順は、次のとおりです。

  1. ウィンドウの端、グラフの端またはグラフのうちサイズ変更可能な部分にポインタを置きます。ポインタがサイズ変更矢印に変わります。

  2. マウス・ポインタをドラッグしてウィンドウまたはグラフのサイズを変更します。

    次の図に、ポインタをドラッグしてサイズを変更できる場所を示します。

    図3-15 サイズ変更可能な部分

    図3-15についてはこの前後の文章で説明します

    図3-15の要点:
    a. グラフ自体の枠をドラッグして、垂直方向または水平方向に拡大します。
    b. これらの線を上下左右にドラッグして、テキストが全体が表示されるように列を拡大します。
    c. ポインタをウィンドウの枠に置いてドラッグし、ウィンドウのサイズを変更します。ウィンドウの四辺は、いずれもサイズ変更可能です。

3.3.4 グラフ上の参照線と切出し

ほとんどの種類のグラフでは、グラフ上でドラッグすることにより、参照線を表示できます。参照線を使用すると、グラフのデータ・ポイントと垂直および水平のスケールの対応をわかりやすくすることができます。ただし、円グラフおよびドーナツ・グラフの場合は、グラフの一部を外側へドラッグして切り出し、その部分を目立たせることができます。

次に例を示します。

図3-16 円グラフとドーナツ・グラフでの切出しの例

図3-16についてはこの前後の文章で説明します

図3-16の要点:
a. 円グラフの一部を指し、その部分を外へドラッグして目立たせることができます。円グラフの切出し部分を元に戻すには、元の位置にドラッグします。
b. グラフの種類をドーナツ・グラフに変更しても、切り出した部分はそのままの位置に残ります。ドーナツ・グラフの一部を元に戻すには、元の位置にドラッグします。

図3-17 棒グラフの参照線の例

図3-17についてはこの前後の文章で説明します

図3-17の要点:
a. カーソルをグラフ上でドラッグして参照線を表示します。参照線を表示すると、グラフの各部分と垂直軸および水平軸の関係を理解しやすくなります。

3.3.5 グラフの回転

3Dグラフを回転させて、異なる観点から表示できます。

グラフを回転させる手順は、次のとおりです。

  1. 「グラフ」「3D表示」を選択します。

    グラフ回転用のダイアログ・ボックスが表示されます。

    図3-18 「3D表示プロパティ」ダイアログ・ボックス

    図3-18についてはこの前後の文章で説明します

    図3-18の要点:
    a. これらの点を球の円周に沿ってドラッグすると、対応するX軸方向およびY軸方向にグラフが回転します。
    b. これらの数値は、各軸の回転量を示します。
    c. このスライダをドラッグすると、グラフはZ軸平面で回転します。

    ヒント: グラフを回転させる前に、「X角」および「Y角」の数値とスライダの位置をメモします。これにより、回転を試した後でグラフを元の位置に戻すことができます。

  2. グラフの表示オプションを選択します。

    • 3D: グラフは「X角」と「Y角」が45度に設定されている状態で表示されます。これは標準的な3D表示です。

    • 完全3D表示: グラフはダイアログ・ボックス上での点とスライダの位置に基づいて表示されます。点をドラッグするには、このオプションを選択する必要があります。このオプションをオフにすると、グラフは標準の3D表示に戻ります。

    • 影付き: グラフの縁に影が表示され、3D表現が強調されます。

  3. 点をX軸とY軸の円周に沿ってドラッグします。

    • X軸の点をドラッグすると、グラフが水平方向に回転します。

    • Y軸の点をドラッグすると、グラフが垂直方向に回転します。

    点をドラッグするにつれて、参照用の図にグラフの回転量の変化が表示されます。「X角」と「Y角」の数値も、点をドラッグするにつれて変化します。

    ヒント: 「X角」および「Y角」のそれぞれのボックスに数値を入力することもできます。通常、一連のグラフを正確に回転させる必要がある場合は、点をドラッグするよりも数値を入力する方が適切です。

  4. グラフをZ軸で回転させるには、参照用の図の下にあるスライダをドラッグします。

    スライダをドラッグすると、グラフの深さの量が増減します。

  5. 「適用」をクリックし、ダイアログ・ボックスの設定に基づいてグラフを回転させます。

  6. グラフが意図したとおりに回転した場合は、「OK」をクリックします。

    図3-19 回転させたグラフのサンプル

    図3-19についてはこの前後の文章で説明します

3.3.6 グラフの色とパターンの変更

「グラフ」ウィンドウのツールバーには、グラフの色の変更やパターンの追加のために色とパターンのセットが組み込まれています。

色またはパターンを変更する手順は、次のとおりです。

  1. グラフのうち変更する部分に、ツールバーから色またはパターンをドラッグします。

    ポインタがペンキ容器に変わります。

  2. ペンキ容器を目的の部分に置いて、マウス・ボタンを離します。

    表示されるデータ、軸、凡例の背景およびグラフの背景の色を変更できます。

    図3-20 グラフの色とパターンの変更

    図3-20についてはこの前後の文章で説明します

    図3-20の要点:
    a. ツールバーからグラフ上に色をドラッグし、その部分の色を変更します。凡例も変更されることに注意してください。
    b. ツールバーからグラフ上にパターンをドラッグし、その部分のパターンを変更します。凡例も変更されることに注意してください。

    色が付いているグラフにパターンを適用すると、このパターンの黒のビット部分の色がグラフの色に変わります。グラフに適用できるのは、パターンまたは色の塗りつぶしのどちらか一方のみです。両方は適用できません。

    パターンに色を付ける場合は、グラフに最初に色をドラッグしてから、パターンをドラッグします。

グラフからパターンを削除する手順は、次のとおりです。

  1. 色の1つをツールバーからグラフのパターンにドラッグします。

  2. このパターンが削除され、グラフが塗りつぶされた色になります。

3.3.6.1 カスタム・パターンの作成

カスタム・パターンを作成する手順は、次のとおりです。

  1. ツールバーのパターンをダブルクリックします。

    「パターン・エディタ」が表示されます。

    図3-21 パターン・エディタ

    図3-21についてはこの前後の文章で説明します
  2. パターン・ビットマップにポインタを置きます。ポインタが鉛筆型に変わります。

  3. ます目をクリックして、その色を反転させます。右側のサンプルに新しいパターンが表示されます。

  4. 操作を終了後に「OK」をクリックします。

    ツールバーで操作を開始した元のパターンが新規のパターンに置換されます。

3.3.6.2 カスタムの色の作成

カスタムの色を作成する手順は、次のとおりです。

  1. ツールバーの色をダブルクリックします。

    「色」ダイアログ・ボックスが表示されます。

    図3-22 「色」ダイアログ・ボックス

    図3-22についてはこの前後の文章で説明します
  2. 「カスタムの色の定義」をクリックします。

    ダイアログ・ボックスが拡張され、カスタムの色の定義ツールが表示されます。

    図3-23 カスタムの色が表示されている「色」ダイアログ・ボックス

    図3-23についてはこの前後の文章で説明します

    図3-23の要点:
    a. 配色における現在の色の位置を示す参照マーカー。
    b. 色合い、鮮やかさおよび明るさの調整用スライダ・バー。
  3. 作成した色パネルで空のスペースの1つをクリックします。

    パネル内で既存のカスタム色の1つを編集するには、その色をクリックします。

  4. 参照マーカーをドラッグします。

    参照マーカーをドラッグするにつれて、「色|純色」ボックスに新規の色が表示されます。コンピュータがディザリングされた色を表示するように設定されている場合、色はディザリングされた色を参照します。右側に表示される色は、最も近い純色(ディザリングなし)を示します。輝度はマーカーをドラッグしても変化しないことに注意してください。

  5. スライダを上下にドラッグして輝度を変更します。色相と彩度は変化しません。

    また、色番号を対応するボックスに直接入力する方法もあります。

  6. 新規の色に問題がない場合は、「カスタムの色として追加」をクリックします。新規の色が対応するパネルに追加されます。

  7. 操作を終了後に「OK」をクリックします。

    ツールバー上の操作開始前の色が新規の色に置換されます。